乙2公式過去問解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 第26問は、おなじみの第2類危険物(可燃性固体)の性状を問う問題です。どの選択肢も基本中の基本です。日本語の言い回しの問題でもあるんで、慣れておきます。他の受験生は、間違いなく点にしてくるので、絶対に落とさないようにしましょう。

26問‐2類の性状

 

 本問のレベルは「やさしい」です。

 本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。

選択肢1

 選択肢1の「一般に水と接触して酸素を発生する」云々ですが、突っ込みどころ満載です。

 まず、第2類危険物は、そもそも「水と接触しても酸素」を放出しません。

 この時点で、本選択肢は「×」となり、本問の答えとなります。

補足1‐水素・酸素

 問題文は、「水と接触して、酸素を発生する」でしたが、第2類危険物には、「水と接触すると“水素”を発生」するものがあります。

 たとえば、鉄粉とかアルミニウム粉とかです。

 出題者は、当該水素と酸素との混同を、意図しているように見受けられます。

 本試験では、実によく「酸素」と「水素」を入れ替えてくるので、注意してください。

 ちなみに、当該「酸素と水素の入れ替え問題」は、他の類の試験でも、よく出ます。

 知識問題にもなるし、ひっかけ問題にもなるからです。100%ド暗記してください。

 ちなみに、第1類・第6類の危険物は「酸素」が発生し、第2類は「水素」が発生します。

補足2‐日本語の問題

 次に、選択肢1では、「一般に」という「本試験特有の言い回し」に慣れておきたいところです。

 当該選択肢は、ある意味、日本語の問題であり、「一般に」という用法が理解できていないと、「アレレ?」となってしまいます。

 「一般に」という意味は、「だいたいは」とか「ふつうは」とかの意味合いです。

 選択肢1をもじって、仮に、「第2類の危険物は、一般に、水と接触して“水素”を発生する」だったとしましょう。

 この場合、本選択肢は、「×」です。水で「水素」を放出する第2類危険物は、先の鉄粉等の金属粉に限定されており、残りの危険物は、水と触れても水素は出ないからです。

 んで、対して、「第2類の中には、水と接触して水素を発生するものもある」と表記されていれば、「○」です。そういうものが、確かに数個あるからです。

 こういう日本語の問題が、ときおり、本試験で出てきます。国語の苦手だった人は、意識して問題文に当たってください。

選択肢2

 選択肢2の「比重は1より重い」うんぬんですが、その通りです。

 第2類危険物の多くは、水に沈みます。鉄粉など金属粉をイメージすれば、「金属→重い→沈む」と、スムーズに憶えられます。

 従って、本選択肢は「○」となります。

選択肢3

 選択肢3の「酸化剤と混合すると爆発」云々ですが、その通りです。

 従って、本選択肢は「○」となります。

 本選択肢は、第2類のみならず、酸化剤でもある第1類や第6類でも頻出です。頭に叩き込んでおきましょう。

選択肢4

 選択肢4の「引火の危険性を有するものもある」うんぬんですが、ずばり、第2類に分類されている「引火性固体」のことです。

 従って、本選択肢は「○」となります。

 なお、引火性固体は、第4類の引火性液体の加工品です。たとえば、ゴムのりは、ゴムにベンジンやベンゼンを混ぜて固めたものです。

 材料に、おなじみ第4類の引火性液体が使われているので、応じて、「2類には、引火性があるものもある」と憶えるとよいでしょう。

選択肢5

 選択肢5の「燃焼時に有毒ガスが発生」云々ですが、ずばり、硫化リンや硫黄のことです。

 これらの危険物は、燃焼時に腐食性のある「亜硫酸ガス(二酸化硫黄:SO2)」が発生します。

 従って、本選択肢は「○」となります。

まとめ

 本問は、「誤っているものはどれか?」の問題です。

 「×」なのは、選択肢の1です。

 正解:1

 次の問題へ。

過去問その他の問題

 本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。

 通勤・通学中にどうぞ。

乙種2類

 25問:水消火・・・「やさしい」。

 26問:性状・・・「やさしい」。基本。

 27問:金属粉・・・「やさしい」。

 28問:硫黄・・・「やさしい」。

 29問:五硫化リン・・・「やさしい」。解けなくはない。

 30問:燃焼時有害・・・「やさしい」。取れる問題。

 31問:アルミニウム粉・・・「やさしい」。取れる問題。

 旧24問(H29):性状類別・・・基本問題。「やさしい」。

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