令和4年度(2022年度)データ掲載済み。危険物取扱者 甲種の合格率と挫折率のデータ。その他、受験者数も併せて挙げる。試験が難化していることを受けて、受験者数は減少しているが、緩やかな減り方である。合格率と挫折率は例年通りの数字が並ぶ。受験の申し込みは計画的にするのが賢明である。おまけに、お布施額も。
危険物取扱者の甲種の直近の令和4年度の合格率は「37%」です。
ちなみに、前年度は「39.6%」でした。
なお、過去には、「約32%前後」が続いたときもあるので、油断しないようにしましょう。
ちなみに、過去平均は、「36.4%」となっています。
そこそこ高い合格率ですが、甲種は、きちんと勉強しない限り、まぐれでも受からない試験に変貌しています。
シッカリ準備して臨んでください。
ところで、危険物の全種全類の合格率については、「PDF:危険物取扱者 全種全類 合格率一覧」をば参考ください。
甲種の受験者数は…、
H30の受験生は、「20,977人」でした。
R1の受験生は、「21,036人」でした。
R2の受験生は、「17,957人」でした。
R3の受験生は、「22,835人」でした。
R4の受験生は、「22,278人」でした。
増えたり減ったりしてますね。
挫折率とは、「試験を申し込みはしたが、本試験は受けなかった、試験放棄をした人の割合」です。
甲種の挫折率は、例年「13~14%」と、危険物取扱者試験の中では、TOPの挫折率です。
ちなみに、乙4の挫折率は「11%弱」です。
甲種は、他の類に比べると、格段に、勉強量が多いです。
前もって準備し、計画を立てて、試験科目を消化しないと、厳しいといわざるを得ません。
無謀な申し込みは控えるのが、肝要かと思われます。
お布施とは、「試験を放棄した人数に、受験料をかけた数字」です。
甲種は、おおむね毎年3,600人が試験を放棄しています。
甲種の受験料は「6,500円」ですので、1年につき「2,340万円」が、お布施されていることになります。
お布施はほどほどに。
なお、甲種の受験勉強等については、「甲種の独学:文系編」や「甲種の独学:理系編」を一読ください。
危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。
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