危険物取扱者 乙種1類(乙1)の公式過去問の、第30問目の解説。第30問は、過酸化ナトリウムの消化方法を問う問題です。1類の消化方法のド定番論点です。憶えることはわずかなので、確実に取りたい問題です。受かる受験生なら、間違いなく取る問題です。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
問題文には、「過酸化ナトリウムに関わる火災の初期消火の方法として、次のうち最も適切なものはどれか」とあります。
過酸化ナトリウムの消火方法が問われているわけですが、超基本問題です。
1類の消火方法は、原則的に、「注水」による「冷却消火」となっています。
しかし、例外的に、「無機過酸化物」の「過酸化カリウム」「過酸化ナトリウム」「過酸化バリウム」については、「乾燥砂」等による「窒息消火」となっています。
というのも、「過酸化系」は、水と反応して、酸素を発生するからです。
水をかけると酸素が生じて、さらに、火災が強まるといった塩梅です。
よって、答えは、選択肢1の「乾燥砂で消火する」となります。
「1類は、ほぼ注水。例外的に、過酸化系の3つは、砂。」と、整理して憶えてください。
本問は、「適切なもの」を問う問題です。
正解:1
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
26問:類別の性状・・・基本中の基本。「やさしい」。
27問:1類の貯蔵取扱・・・「やさしい」。当然。
28問:1類の消火方法・・・「ふつう」。
29問:亜塩素酸ナトリウム・・・「ふつう」。基本問題。
30問:過酸化ナトリウム・・・「ふつう」。
31問:1類の性状・・・「やさしい」。絶対取れる。
32問:塩素酸カリウム・・・「やさしい」。
33問:硝酸アンモニウム・・・「やさしい」。取れる問題。
34問:過酸化ナトリウム・・・「やさしい」。
35問:亜塩素酸ナトリウム・・・「ふつう」。
「教材レビュー」にて詳細に述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
テキストは、文系でも大丈夫な「 チャレンジライセンス 乙種1・2・3・5・6類危険物取扱者テキスト 新訂版 」を…、
過去問は「 乙種1・2・3・5・6類危険物取扱者試験 令和6年版 」を…、
…利用します。
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危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。
試験科目個々の勉強方法は、「乙1の独学」をお読みください。
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