危険物取扱者 乙種2類(乙2)の合格率と挫折率

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

令和4年度(2022年度)危険物取扱者 乙種2類(乙2)の合格率と挫折率のデータ。その他、受験者数も併せて挙げる。乙2の合格率は年々、じわじわと下がっていたが、一時、70%代を回復した。しかし、H30では、再度、60%台に落ち込んだ。受験者数は、下げ止まりつつある。挫折率は低い。おまけの、お布施額と、乙2関連リンクも。

令和4年度(2022年度)乙種2類(乙2)の合格率

 危険物取扱者の乙種2類(乙2)の直近の令和4年度の合格率は「69%」です。

 ちなみに、前年度は「>72.3%」でした。

 んで、過去の平均は、「68.8%」です。

 乙2の合格率ですがそう気にしなくていいでしょう。

 乙2の出題はオーソドックスで、テキストと過去問をきちんと消化していれば、合格できる試験だからです。

 油断せず、試験に臨めば、合格は間違いないです。

 ところで、危険物の全種全類の合格率については、「PDF:危険物取扱者 全種全類 合格率一覧」をば参考ください。

乙2の挫折率

 挫折率とは、「試験を申し込みはしたが、本試験は受けなかった、試験放棄をした人の割合」です。

 乙2の挫折率は、例年「3.5%」と低く、申し込んだ人のほとんどが受験していることがわかります。

 ちなみに、乙4の挫折率は「11%弱」で、甲種のそれは、「14%強」となっています。

 乙2の挫折率が低い理由は、「乙種2類の独学」でも述べていますが、やはり、「性消1科目」だからでしょう。

 危険物取扱者の乙種には、試験免除制度があり、乙種の何がし(ほとんどは乙4)があれば、試験科目のうち、「法令」と「物化」が免除され、試験は「性消」の10問だけとなる次第です。

 性消10問分の試験勉強は、おおむね、2週間から3週間あれば、消化できますから、穏当に、本試験に間に合う→試験放棄少なし、ってな具合かと思われます。

 次は、試験放棄者のお布施額です。

おまけ:お布施額

 お布施とは、「試験を放棄した人数に、受験料をかけた数字」です。

 乙2は、おおむね毎年500人が試験を放棄しています。

 乙2の受験料は「4,500円」ですので、1年につき「225万円」が、お布施されていることになります。

 お布施はほどほどに。

乙2の勉強方法など-リンク

 乙2の勉強方法や、独学での進め方は「乙種2類の独学」をばご参考ください。

独学向け教材-リンク

 「教材レビュー」にて詳細に述べていますが、読むのがメンドウな人は…、

 テキストには「チャレンジライセンス 乙種1・2・3・5・6類危険物取扱者テキスト 新訂版」を…、

 過去問には、「乙種1・2・3・5・6類危険物取扱者試験」でそろえれば、鉄壁です。(本書は毎年版が改まるので、必ず『年度』を確かめてください。

 高合格率ですが、難化傾向にある今は、テキストに過去問を追加するほうが無難です。

危険物取扱者のこまごましたもの

 危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。

 興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。

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