第33問は、第2類危険物(可燃性固体)のうち、燃焼時に有害な気体を生じる危険物を当てる問題です。ぶっちゃけ、硫黄の基本論点なので、まず取れるはずです。
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本問のレベルは「やさしい」です。
テキストと過去問を繰り返した人なら、まず解けます。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
結論から言うと、硫黄が燃えると、腐食性のある「亜硫酸ガス(二酸化硫黄:SO2)」が生じます。
鉄粉は燃えても、有害な気体は生じません。
先述したように、硫黄は燃えると亜硫酸ガスが生じます。
よって、選択肢2が正解です。
アルミニウム粉は燃えても、有害な気体は生じません。
なお、アルミニウム粉が空気中で燃えると、「酸化アルミニウム(アルミナ:白い粉)」が生じます。
亜鉛粉は燃えても、有害な気体は生じません。
マグネシウムは燃えても、有害な気体は生じません。
ところで、マグネシウムは、燃えると、「白光を放って激しく燃焼」し、「酸化マグネシウム」となります。
マグネシウムは、燃える際に「強い光」が生じるところに、その特徴があります。時折、出るので、憶えておきましょう。
なお、マグネシウムは、かつては、カメラのフラッシュに使われていました。
配偶者の目くらましに使えるので、常備しておくとよいでしょう。
正解なのは、選択肢の2です。
正解:2
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
インデックス・・・「ふつう」。
26問:類ごとの性状・・・「ふつう」。
27問:水消火・・・「やさしい」。
28問:性状・・・「やさしい」。基本。
29問:金属粉・・・「やさしい」。
30問:硫化リンの貯蔵、取扱い・・・「ふつう」。
31問:硫黄・・・「やさしい」。
32問:五硫化リン・・・「やさしい」。解けなくはない。
33問:燃焼時有害・・・「やさしい」。取れる問題。
34問:アルミニウム粉・・・「やさしい」。取れる問題。
35問:赤リン・・・「ふつう」。
旧24問(H29):性状類別・・・基本問題。「やさしい」。
「教材レビュー」にて詳細に述べていますが、読むのがメンドウな人は…、
テキストは、文系でも大丈夫な「 チャレンジライセンス 乙種1・2・3・5・6類危険物取扱者テキスト 新訂版 」を…、
過去問は「 乙種1・2・3・5・6類危険物取扱者試験 令和6年版 」を…、
…利用します。
危険物取扱者試験は、難化傾向にあるので、「テキスト+過去問」の2冊体制で臨むのが最も無難です。
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危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。
興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。
試験科目個々の勉強方法は、「乙2の独学」をお読みください。
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