女性と危険物取扱者:乙種4類との相性を見ていきます。
結論から言うと、女性も、乙4を取得していても、基本的に損はありません。
「乙4取ろうかなー」という際に、ご参考ください。
女性が、危険物取扱者:乙種4類(通称:乙4)を取得していても損はないのは、乙4が関わっている業種・業界の多さです。
乙4の求人数と求人機会の多さは、数ある「資格」の中でも、トップクラスです。
就職や転職の際にも、実に関わってくる企業が多く、「危険物取扱者:乙種4類」を持っていることは、一定の評価につながります。
危険物取扱者は「必置資格」で法的需要があるため、「ない」よりはるかに“書類選考の生存率”は上がります。
危険物取扱者:乙種4類は、ガソリンスタンドで給油をするだけが、その本分ではありません。
必置資格である乙種4類は、多くの業界・業種から求人があります。
そして、事業所等は、有資格者がいなくなったときのリスクに備えるため、できるだけ有資格者を求めます。
このため、実際には危険物を取り扱わない事務職であっても、乙種4類の保有者には、一定の評価が与えられるのです。
実際に取り扱う・取り扱わないを別にしても、女性が乙種4類を取得しておいて、損になることはありません。
何気に意外なところで、危険物取扱者が必要になるシーンはたくさんあるんですよねー。たとえば、体育館といったスポーツ施設でも、「タービン油」を保管するために危険物取扱者の有資格者が要るときがあるのですよ。
会社というか企業というのは、実に大きなしがらみ(規制)があります。
その中でも強いのが「消防」で、あーだこーだ規制があって、違反すると営業できなくなります。ちなみに、危険物取扱者も消防法由来の資格です。
まず、危険物取扱者の取得者は、法定の定期点検要員になる資格があるので、この点で有効です。ちなみに、この「定期点検」は、危険物取扱者の試験の法令科目で頻出事項です。
消防法がらみは、一般的には「総務」の業務で、危険物取扱者を持っていると、「話を持っていきやすい」のか、防火対象物点検資格者とか防火管理者といった、消防法上、必要な資格を取得させられるなどして、当該業務に就いてもらうケースが多いようです。
仕事の幅が広がる点で、事務職であっても、危険物取扱者:乙4の取得は、損ではないでしょう。
危険物を運ぶ安全性に、性別は関係ありません。
危険物の運搬と配送は、乙4で数多い求人です。
流通業に携わっている女性は、乙種4類ひとつで大きく就業の機会が増えるので、取得をお勧めします。
また、大型免許を取れば、タンクローリーでの運搬と配送もできるようになるので、雇用の安定性はマシマシです。
なお、運搬だけなら「危険物取扱者:丙種」で可能ですが、もろもろの可能性からして、「乙4」の取得の方をオススメします。
セルフのガソリンスタンドには、給油監視の業務があります。
当該業務は、乙4の有資格者しかできない責任の大きな仕事ですが、空調のある部屋で・体力的にきつくなく・時給もそこそこの業務です。
乙4があればいいので、当然のごとく、女性でも可能です。実際にやられております。
もちろん、通常のガソリンスタンドの仕事での求人がたくさんあるので、この点でも、乙4取得は損にならないでしょう。
まあ、個人的には、ガソリンスタンドの通常業務は、「冬が寒い」ので、冷え性の女性には向いてないと思います。モニタ監視は室内なので大丈夫です。
なお、大阪府下の求人事情ですが、モニタ監視は夜勤も多いですが、昼勤もありますし、短時間(6時間程度)の求人が多いので、この点でも、生活に支障のないパートが見つかるように思います。
給油監視、結構人気があります。ハロワでも募集があると、すぐなくなります。
危険物取扱者:乙種4類は、主に成年男性が取得している資格ですが、女性でも取っていて、損のない資格です。
試験の難易度は、最長3ヶ月もあれば取れる資格です。勉強しないとダメですが、なんとかなります!
日本全国、どこにいっても「ガソリン」がらみ、つまり、「乙4」がらみの仕事があります。北海道から沖縄まで、「乙4」のないところはありません。
危険物取扱者の乙種4類は、引越しや転勤にも強い資格と言えるでしょう。乙4の求人数の多さからも、新天地で新しい仕事を見つけやすいことでしょう。
乙種4類があると、「食いっぱぐれる危険性」は、激減します。人生の保険の意味でも、取得を勧めたいです。
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