令和5年度(2023年度)危険物取扱者:丙種の独学向けテキスト・問題集・過去問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 令和5年度(2023年度)危険物取扱者:丙種の教材レビュー。丙種の試験傾向や合格率に大きな変化はないので、当面はテキスト1冊で独学合格できます。丙種のテキストには、「チャレンジライセンス 丙種危険物取扱者テキスト 新訂版」を推奨します。バランスよし。過去問や問題集は、強いて必要ない。

まず最初に結論を

 今のところ、丙種の教材で、わたしが推薦するのは、実教出版の 「< チャレンジライセンス 丙種危険物取扱者テキスト 新訂版 」 です。

 本教材の特徴は…

チョイ大きいB4サイズなので、電車で見やすい。アンダーラインが引きやすい。

練習問題・実践問題・模試と、掲載されている問題が多い。

掲載問題は総じて易しく、とっつき易い。挫折率低し。文系でも即解けるレベルで高評価。

高校の教科書にも採用されているためか、挿絵が多く親しみやすい。

難しくない。化学臭・理系臭がない。簡潔かつシンプルな記述。

推薦ポイント1

 まず、第一の推薦ポイントは、「文系でも勉強可能」という点です。

 これまで化学の勉強をしてこなかった人でも、本テキストは読めるつくりになっています。

 というのも、本書は高校の教科書・副教材として使われているため、極力、専門用語が出てこないからです。

 簡潔な説明・記述で、また、挿絵も豊富なので、そう“苦しまない”で試験勉強に入っていけるかと思います。

推薦ポイント2

 第二のポイントは、掲載されている問題数の多さです。

 本書には、練習問題や実戦問題、模試問題と豊富に問題があり、本書だけで十分な問題演習が可能です。

 テキスト兼問題集として、十分な品質です。入門用として、とりあえず用として購入しても、全く支障はありません。もちろん、独学用としても過不足はありません。

 もし、免状が取消されて再受験となったら、わたしは、迷いなく本書「 チャレンジライセンス 丙種危険物取扱者テキスト 新訂版 」を買って試験勉強をするでしょう。

デメリット‐特に、ない

 本テキストには、強いて挙げるデメリットはありません。

 本当に、ここがダメだなーというものが「ない」のです。

 そもそも丙種の試験自体、そう“凝った出題”はないので、今後も、このテキストを読んで、問題を解けば、合格圏に入ることが出来るでしょう。

 どれを使おうかお悩みの方は、ガチ文系のわたしでも使えた本テキストを選んでおけば、ハズレはないかと思います。

わたしが丙種で使っていた教材

 わたしの受験当事のテキストは、前版の「三訂版」でした。

 それ“のみ”で、ガチ文系ながら一発合格できました。

 しかも満点合格です!

 「法令:100%、燃焼・消化:100%、性質・消化:100%」と、生まれて初の100点満点でした。

 

丙種の過去問と問題集について

 丙種は、本試験の試験傾向も、例年50%弱の合格率も、大きな変化がありません。

 おおむね、先に紹介したテキストを読み込んで、掲載されている問題を繰り返し解けば、ほぼ合格できるはずです。

 ですから、丙種試験では、テキスト以外の教材は、必要ではありません。

 よほどにテキストが理解できない、などの事情にあるのなら、追加的に過去問なり問題集なりが要りますが、そうでないなら、わざわざ、無理して買う必要はありません。

 下手に手を広げるよりも、テキスト1冊を完璧に仕上げる方が、よほどに、合格に貢献します。

乙4に躊躇している人に

 わたしは、丙種と乙4の同日受験をしました。

 当時、本書の前版のテキスト(三訂版)を使っていましたが、丙種の勉強は、実に乙4に役に立ちました。

 まあ、丙種が乙4の下位互換資格なので当たり前と言えば当たり前なのですが、乙4をやさしくしたような丙種のテキストで前もって勉強したことで、かなり乙4の勉強が楽になりました。

 丙種は、2週間もあれば、十分合格圏の実力を身に付けられるので、乙4前の力試しや、プレ勉強・予習として丙種から勉強するのも手かと思います。

 その際は、本書「 チャレンジライセンス 丙種危険物取扱者テキスト 新訂版 」を利用すれば、全く問題はないでしょう。

他の教材について+まとめ的なこと

 言うまでもなく、わたしの推薦する教材以外でも、丙種には合格できます。

 「危険物取扱者 丙種」と検索をかけてみて、気に入った一冊を使えばよいかと思います。

 敢えて推薦するとしたら、乙4や甲種で定番の「公論出版」の「丙種危険物取扱者試験」くらいでしょうか?

 先も言いましたが、丙種自体がそんなに難しくないので、使う教材で、合否が分かれるのようなことはありません。

 お手持ちの教材を、シッカリとやりこんでください。勉強さえすれば、合格できるでしょう。

 わたしは電車の中での勉強で、片道25分の2週間で合格でした。

 なお、当該実況出版のチャレンジライセンスシリーズは、丙種以外の「乙4」や「乙種1~6類」の受験のときにも利用しました。運よく、それらの試験でも一発合格できました。

 丙種以外にも取る予定のある人は、「危険物取扱者:乙種4類の独学テキスト・問題集」や「危険物取扱者:乙種1・2・3・5・6類の独学テキスト・問題集」も参考にしてみてください。

丙種のこまごましたもの

 丙種に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。

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