乙1公式過去問解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 第31問は、1類の性状を問う問題です。どの選択肢も基礎・基本事項なので、全部マルッと憶えておきます。受かる受験生なら、間違いなく取る問題です。

31問‐1類の性状

 

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難易度コメント+こたえ

 本問のレベルは「やさしい」です。

 テキストと過去問を繰り返していたら、穏当に解けるはずです。

 逆に本問を間違えるようなら、圧倒的な勉強不足です。

 本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。

選択肢1

 選択肢1の「可燃性」云々ですが、ここでもう、間違いです。

 第1類危険物は「酸化性」ですが、そのものは「不燃性」です。

 論点「酸素は燃えない(不燃)」は、物化でもド定番の問題です。酸素が燃えないなら、酸化性固体である第1類危険物も燃えないでしょう。

 本当に当該論点は試験に出るので、「第1類‐不燃性」は、丸暗記です。

 従って、本選択肢は「×」で、本問の正解となります。

選択肢2

 選択肢2の「常温(20度)で固体」うんぬんですが、その通りです。

 「・こ・こ・えき・えき・えき」です。

 「すぐ憶えられる乙種の液体・固体」を参考にしてみてください。

 従って、本選択肢は「○」です。

選択肢3

 選択肢3の「分子内に酸素」云々ですが、その通りです。

 第1類は「酸化性固体」ですので、「酸化」されていて、酸素を含むってな次第です。

 従って、本選択肢は「○」です。

選択肢4

 選択肢4の「加熱、衝撃、摩擦により酸素を放出」ですが、その通りです。

 第1類危険物の多くは、加熱、衝撃、摩擦により酸素を放出します。

 従って、本選択肢は「○」です。

選択肢5

 選択肢5の「有機物と混合すると爆発することがある」ですが、その通りです。

 テキストの第1類の性消のページには、そこかしこに、「有機物 混合 爆発」と記載されているはずです。

 こういう性質があるからこそ、たとえば、「硝酸カリウム」は、火薬の原料となっているのでしょう。

 従って、本選択肢は「○」です。

まとめ

 本問は、「誤っているものはどれか?」の問題です。

 「×」なのは、選択肢の1です。

 正解:1

 次の問題へ。

過去問その他の問題

 本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。

 通勤・通学中にどうぞ。

乙種1類過去問

 インデックス

 26問:類別の性状・・・基本中の基本。「やさしい」。

 27問:1類の貯蔵取扱・・・「やさしい」。当然。

 28問:1類の消火方法・・・「ふつう」。

 29問:亜塩素酸ナトリウム・・・「ふつう」。基本問題。

 30問:過酸化ナトリウム・・・「ふつう」。

 31問:1類の性状・・・「やさしい」。絶対取れる。

 32問:塩素酸カリウム・・・「やさしい」。

 33問:硝酸アンモニウム・・・「やさしい」。取れる問題。

 34問:過酸化ナトリウム・・・「やさしい」。

 35問:亜塩素酸ナトリウム・・・「ふつう」。

乙1アーカイブ

 旧26問(H28):消火

 旧27問(H29):水消火

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 興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。

 試験科目個々の勉強方法は、「乙1の独学」をお読みください。

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