はじめての乙4‐初心者ガイダンス

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 はじめて乙4(危険物取扱者乙種四類)試験を受験する人向けの初心者用ガイダンス。独学で行けるかどうか、試験制度や試験の特徴、文系・理系の差、受け方などを説述する。そのほか、乙4試験を把握するための基本情報へのリンクも挙げる。

インデックス

  1. 紙の試験・紙上の勉強
  2. 試験制度がわからない
  3. 独学の可否について
  4. 試験の特徴
  5. 文系・理系の「差」
  6. 受け方‐併願受験
  7. 受け方‐他県受験
  8. 基本情報リンク

 なお、試験勉強については、「乙4の独学」を、一読願います。

紙の試験・紙上の勉強

 まずもって、“危険な作業は一切ありません。

 小・中学生から女性の方まで、安心して、挑戦してください。

 乙4の本試験、そして、試験勉強では、“実物”を取り扱いません。

 本試験は完全な「ペーパー試験」で、すべて多項選択式(正解はどれか的な出題)です。

 また、実技試験や実務試験といった試験形式も、一切ありません。

 よって、試験勉強は、すべて「紙上の勉強」と、相なります。

 ちなみに、わたしは、乙4の勉強の8割を、通勤時の電車の中で消化しました。

試験制度がわからない

 「危険物取扱者」試験ですが、甲種やら乙種やら丙種やら、果てには、乙種には1類から6類まであり、チンプンカンプンな人もいるかと思います。

 乙4受験がまったく初めての人で、試験制度そのものがよくわからない人は、「乙4 受験ガイド」を一読ください。

 まあ、結論から言えば、資格の価値は、「乙種」の「第4類」が一番なので、当該「乙4」だけを見ればよい、ってな塩梅です。

独学の可否について

 危険物取扱者の乙種4類(通称:乙4)ですが、文系・理系ともども、独学で合格できる資格です。

 ガチ文系のわたしでも、丙種を皮切りに、乙4→乙1・2・3・5・6→甲種と、すべて独学合格できました。

   

 乙4の合格率は、「30~40%」といったところで、数字的にも、独学合格が可能と言えます。

 しかし、です。

 乙4は、一貫して「難化傾向」にあり、たとえば、「例題 第18問‐mol計算」や「例題 第5問‐消火設備」といった手強い問題がビシバシ出題されており、特に、“文系の人”には、油断のならない試験となっています。

 しかし、そうは言っても、独学向けのテキストと過去問(「チャレンジライセンス 新訂版」と「乙種4類 危険物取扱者試験」)とをちゃんと消化すれば、独学でも十分に受かります。

試験の特徴

 乙4は、一口で言えば、「やることをやれば受かる試験」です。

 逆を言うなら、「やることをやらないと、まぐれでも受からない試験」と言えます。

 かつての乙4は、確かに、「カンタン」と評されても仕方のないところもありました。

 しかし、今は、下手をすれば合格率が20%台に落ち込むときもあり、不良受験生では、まったく受からなくなっています。

 乙4には、大量の“過去の合格者”がおり、こぞって「カンタンだったよ」などといいます。

 しかし、その「カンタン」とは、もはや、過去のものであり、現状では、通用しません。

 私事ですが、試験慣れしたわたしでも、乙4ほど、(落ちたかも?)と思いつつ、帰路に就いた試験はありませんでした。

 我々は、敵ではなく、助言者にこそ、注意をしなくてはいけません。

 乙4は、もはや「カンタン」な試験ではなく、ちゃんと勉強しないと受からないので、この点だけは、肝に銘じてください。

文系・理系の「差」

 結論から言うと、文系だろうと、理系だろうと、乙4は取れます。

 ただ、明らかに、「理系」が有利です。

 というのも、試験科目の1つ「物化」が、終わっているも同然だからです。

 「物化」は、高校化学レベルです。

 よって、理系の方は、危険物についての新知識を、3~5つ憶えれば、十分に「合格点」を確保できてしまいます。

 しかし、文系の人にとっては、中学以来疎遠になっている、化学式やら燃焼式やらを、再び勉強しなければならず、実に骨が折れます。

 「乙4の独学」で強く主張していますが、文系にとっては、乙4試験とは、「物化」の試験です。

 文系の合否を握るのは、「物化」の出来であり、「物化」さえ合格点が取れたら合格だが、「物化」がダメなら、穏当に「落ちる」ようになっています。

 文系の方は、「物化で苦労する」と、今から肝に銘じておきましょう。

 なお、新しく勉強することになる「法令」や「性消」は、文理ともども、スタート地点が同じであり、「暗記と記憶」ばかりなので、まったく「差」は、ありません。

受け方‐併願受験

 乙4ですが、本試験の「受け方」に、特徴があります。

 都道府県によっては、1日に2回、おおむね午後と午前に本試験が受けられる、「併願受験」が可能なところがあります。

 就職や社命で、1回でゼッタイに受からないといけない人は、「乙4の受け方は、午前・午後の2回受験(併願受験)」を参考に、受験してください。

受け方‐他県受験

 本試験は、どの都道府県でも受験可能です。

 居住地の県でも、隣の県でも、もっと遠い県でも、受験できます。

 乙4が絶対に必要という人は、「他県受験」も、考えてください。

 基本的に、「東京都」試験は、ほぼ毎月実施されています。

 一刻も早く取らねばならない人は、交通の便もいい「東京都」で、受験するとよいでしょう。

基本情報リンク

 乙4試験ですが、試験へのイメージを固めるページを紹介しておきます。

 まずもって、勉強方法ですが、大事なことをすべて述べている、「乙4の独学」を一読願います。

 次に、求人数や受験料等をコンパクトにまとめた「独学資格ガイド‐危険物取扱者 乙種4類」も、参考になると思います。

 そのほか、「合格率と挫折率」や「乙4の難易度」、「乙4の勉強時間」なども、参考にしてください。

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