乙1公式過去問解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 危険物取扱者 乙種1類(乙1)の公式過去問の、第28問目の解説。第28問は、亜塩素酸ナトリウムを問う問題です。定番論点です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

28問‐亜塩素酸ナトリウム

 

 本問のレベルは「ふつう」です。

 本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。

解説

 第1類では、コンスタントに問われる「亜塩素酸ナトリウム」の問題です。

 選択肢は、すべて基礎・基本事項なので、確実に点としましょう。

 特に、選択肢2の「強酸」論点は、ガチで憶えておきましょう。

選択肢1

 選択肢1の「金属粉と混合すると、爆発の危険性が高くなるので混入や接触を避ける」ですが、これは、亜塩素酸ナトリウム固有の性質ではなくて、乙1の危険物に共通する性質です。

 乙1危険物は、強力な酸化剤なので、問題の言う金属粉はもとより、可燃物や有機物との混入や接触を避けなくてはいけません。

 よって、選択肢1は、「正」と相なります。

選択肢2

 選択肢2の「安定剤として酸を加え、分解を抑制する」ですが、全くの誤りです。

 亜塩素酸ナトリウムに、強酸を混ぜると、有毒かつ爆発性のある「二酸化塩素ガス」が発生して、実に危険です。

 亜塩素酸ナトリウムに強酸を加えても、安定もしないし、分解抑制にもなりません!選択肢は、全くやってはならない行為です。

 選択肢2は、「誤」と相なります。

 なお、「亜塩素酸ナトリウムに、強酸で、二酸化塩素」は、実務事項の『混ぜてはならない』にて問われる論点なので、ピンポイントに覚えてしまってください。

選択肢3

 選択肢3の「有機物の混入や接触を避ける」ですが、正しいです。

 亜塩素酸ナトリウムに限らず、乙1危険物は、有機物と混ぜてはいけません。

 よって、選択肢3は、「正」と相なります。

選択肢4

 選択肢4の「直射日光を避け、冷暗所に貯蔵する」ですが、その通りです。

 亜塩素酸ナトリウムは、直射日光や紫外線で、徐々に分解して、二酸化塩素ガス(有毒・爆発)が発生します。

 よって、亜塩素酸ナトリウムは、直射日光を避け、冷暗所に貯蔵することになっています。

 選択肢4は、「正」と相なります。

選択肢5

 選択肢5の「取扱い中に有毒ガスを発生するおそれがあるので、換気を十分に行う。」ですが、正しい記述です。

 亜塩素酸ナトリウムは、“おなじみの”有毒で爆発性のある二酸化塩素ガスが発生するおそれがあるので、換気を十分にします。

 よって、選択肢5は、「正」と相なります。

まとめ

 本問は、「適切でないものは?」の問題です。

 「適切でないもの」は、選択肢2で、これが正解となります。

 正解:2

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過去問その他の問題

 本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。

 通勤・通学中にどうぞ。

乙種1類過去問

 25問:類別の性状・・・基本中の基本。「やさしい」。

 26問:1類の貯蔵取扱・・・「やさしい」。当然。

 27問:1類の性状・・・「やさしい」。絶対取れる。

 28問:亜塩素酸ナトリウム・・・「ふつう」。基本問題。

 29問:塩素酸カリウム・・・「やさしい」。

 30問:硝酸アンモニウム・・・「やさしい」。取れる問題。

 31問:過酸化ナトリウム・・・「やさしい」。

乙1アーカイブ

 旧26問(H28):消火

 旧27問(H29):水消火

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危険物取扱者のこまごましたもの

 危険物取扱者に関するこまごましたことは、たとえば、「危険物取扱者や消防設備士を他府県受験するときの願書と封筒」などを、ブログにも投稿しています。

 興味のある方は、「危険物取扱者:ブログ記事」をばご参考ください。

 試験科目個々の勉強方法は、「乙1の独学」をお読みください。

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