ウンデシレン酸は、「皮膚に用いる薬」の「抗真菌成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「ウンデシレン酸、ウンデシレン酸亜鉛」
「患部を酸性にすることで、皮膚糸状菌の発育を抑える。」
…と、相なります。
ご存じのように、「ウンデシレン酸」は、「皮膚に用いる薬」の「抗真菌成分」に登場します。
市販薬には、「【第2類医薬品】エフゲン 60mL 」などがあります。
当該成分は、ごく稀にしか出ません。出題される都道府県も少数です。
しかし、「宮城県 R3 第51問」のように、出題実績があります。
余裕があれば、押えておきましょう。
優先順位は「ふつう」です。
当該成分は…、
① ウンデシレン酸は、細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示す。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「ウンデシレン酸は、細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示す」ですが、誤った記述です。
キーワードが「細胞壁」なのは、「壁にバシッと」の「バシトラシン」です。
参考:バシトラシン
ウンデシレン酸は、患部を酸性にすることで、皮膚糸状菌の発育を抑える作用があります。
よって、①は、「×」となります。
くだらない憶え方ですが、「うさんくさい」くらいに憶えるとよいでしょう。
「う」は、ウンデシレン酸の頭文字「ウ」です。
「さん」は、「患部を酸性にする」の「酸性」に当たります。
あと、少々気持ち悪いですが、「膿んだら酸っぱい」も、ありかと思います。
先述したように、ほとんど試験には出ません。
受験予定の都道府県のPDFを調べてみて、「出す県」ならやりますが、そうでないなら、「捨て問」か「後回し」でよいでしょう。
それか、「メンドクサイ成分は、行きの電車の中でやる‐登録販売者」でも述べていますが、本試験当日の消化事項として、うっちゃておけばよいかと思います。
抗真菌成分ですが、憶え方などを「みずむしの抗真菌成分(シクロピロクスオラミン、ウンデシレン酸、ウンデシレン酸亜鉛、ピロールニトリン、トルナフタート、エキサラミド)の憶え方」にまとめています。
そうでない成分なので、“まとめてドン”で憶えてしまいましょう。
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「【第2類医薬品】エフゲン 60mL 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
「外皮用薬」の「抗真菌成分」へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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