ナファゾリン塩酸塩は、「皮膚に用いる薬」の「痒み、腫れ、痛み等を抑える配合成分‐血管収縮成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「血管収縮成分」
「きり傷、擦り傷、掻き傷等の創傷面からの出血を抑えることを目的として、」
「ナファゾリン塩酸塩等のアドレナリン作動成分が配合されている場合がある。」
「創傷面に浸透して、その部位を通っている血管を収縮させることによる止血効果を期待して用いられる。」
…と、相なります。
ご存じのように、「ナファゾリン塩酸塩」は、「皮膚に用いる薬」の「痒み、腫れ、痛み等を抑える配合成分‐血管収縮成分」に登場します。
当該成分の配合された市販薬ですが、わたしが調べた範囲では、見当たりませんでした。興味のある方は、深く検索してみてください。
当該成分は、他の薬の頻出成分のため、「皮膚に用いる薬」では、あまり試験には出ません。優先順位は「ふつう」です。
試験的には、外皮用薬にもアドレナリン作動成分(血管収縮成分)があり、「ナファゾリン塩酸塩」が登場する、くらいに押えておけば十分かと思われます。
当該成分は…、
① ナファゾリン塩酸塩は、創傷面に浸透して、その部位を通っている血管を収縮させることに よる止血効果を期待して用いられる。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「ナファゾリン塩酸塩は、創傷面に浸透して、その部位を通っている血管を収縮させることによる止血効果を期待して用いられる。」ですが、正しい記述です。
鼻炎用薬等でおなじみのアドレナリン作動成分のように、「皮膚に用いる薬」においても、「血管を収縮する作用」が期待されて配合されています。
よって、①は、「○」となります。
なお、アドレナリン作動成分は、「気管支は拡張」で「血管は収縮」です。両者を混同しないようにしましょう。
先述したように、ナファゾリン塩酸塩は、他の薬で問われる方が多いので、「皮膚に用いる薬」ではあまり出ません。
基本の「成分‐名称」を押さえておけば、大丈夫かと思います。
なお、アドレナリン作動成分には、憶え方があります。ブログの「アドレナリン作動成分の憶え方‐登録販売者」を、お目汚しください。
「外皮用薬」の「痒み、腫れ、痛み等を抑える配合成分」へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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