ブテナフィン塩酸塩は、「皮膚に用いる薬」の「抗真菌成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「ブテナフィン塩酸塩」
「皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げることにより、その増殖を抑える」
…と、相なります。
ご存じのように、「ブテナフィン塩酸塩」は、「皮膚に用いる薬」の「抗真菌成分」に登場します。
市販薬には、「【指定第2類医薬品】ビタトレールヒフールV7水虫クリーム 30g 」などがあります。
「抗真菌成分」は、出題実績があります。
たとえば、「関西広域連合 R2 第50問:みずむし・たむしの治療」です。
優先順位は「やや高い」です。
当該成分は…、
① ブテナフィン塩酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げることにより、その増殖を抑える。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「ブテナフィン塩酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げることにより、その増殖を抑える」ですが、正しい記述です。
ブテナフィン塩酸塩は、「細胞膜を構成する成分の産生を妨げる」作用があります。
よって、①は、「○」となります。
憶え方ですが、「(袖を)“まく”って、“ぶって”る」くらいに憶えるといいでしょう。
「まく」は、細胞“膜”の「まく」です。
「ぶってる」は、言うまでもなく、“ブテ”ナフィンの頭文字です。
意外に憶えやすいと思います。
「抗真菌成分」には、憶え方あります。
「あ、もろにぶってる」でおなじみの「みずむしの抗真菌成分‐登録販売者 医薬品の語呂合わせ」を、ご参考ください。
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「【指定第2類医薬品】ビタトレールヒフールV7水虫クリーム 30g 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
「外皮用薬」の「抗真菌成分」へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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