サルファ剤(スルファジアジン)は、「皮膚に用いる薬」の「抗菌成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
ご存じのように、「サルファ剤(スルファジアジン)」は、「皮膚に用いる薬」の「抗菌成分」に登場します。
市販薬には、「【第2類医薬品】オノフェF 7g
」などがあります。
当該成分は、ときおり試験に出る、といった感じです。優先順位は「ふつう」です。
当該成分は…、
① スルファジアジンは、細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示す。
② スルファジアジンは、細菌のDNA合成を阻害することによる抗菌作用を目的として用いられる。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「スルファジアジンは、細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示す。」ですが、誤りです。
スルファジアジンは、「細菌のDNA合成を阻害する」ことで、抗菌作用を示します。
「細菌の細胞壁合成を阻害する」するのは、「壁にバシッと」でおなじみの「バシトラシン」です。
よって、①は、「×」となります。
なお、「サルファ剤(スルファジアジン)」ですが、「サルファ剤」でも出ますし、別名の「スルファジアジン」でも出題されています。どちらの名前で出てもいいようにしておきましょう。
②の「スルファジアジンは、細菌のDNA合成を阻害することによる抗菌作用を目的として用いられる。」ですが、正しい記述です。
先に見たように、スルファジアジンは、「細菌のDNA合成を阻害する」ことで、抗菌作用を示します。
スルファジアジンは、基礎的なことがストレートに問われるくらいなので、テキストを精読しておきましょう。
また、あまり試験には出ないのですが、東京都のように、毎年のように出るところもあります。各都道府県の傾向に応じて、勉強してください。
当該成分は、先述したように、試験にはあまり出ません。
んで、出るにしても、他の成分の説明を入れ替えたくらいの出題となっています。
んなもんで、テキストを精読して、各成分のキーワードを、たとえば、スルファジアジンなら『DNA』とかを、頭に入れておけば、当該試験的には、大丈夫かと思います。
くだらない語呂ですが、「サルなみDNA。スルー」くらいに捉えておけばいいかと存じます。言うまでもなく「サル」は「サルファ剤」の頭文字で、「スルー」は「スルファジアジン」の頭文字で、「DNA」は「細菌のDNA合成を阻害する」のところに当たります。
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「【第2類医薬品】オノフェF 7g
」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
「外皮用薬」の「抗菌成分」へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は、テキストは、初心者向けでオマケ付きの「らくらく完全攻略! 登録販売者試験 合格テキスト&問題集」と、掲載問題数が一番多い「超重要 登録販売者 過去問題集
」を使えば支障ありません。わたしはこれで「117点」取れました。
また、公式の過去問は、PDFで配布されています。過去問演習は、「タブレット」が便利です。もってない人は、受験を機に、アマゾンの「Fire HD」を推奨します。最優秀のコスパです。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
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