スルフイソキザゾール(サルファ剤)‐登録販売者

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 スルフイソキザゾール(サルファ剤)は、「皮膚に用いる薬」の「抗菌成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。

インデックス

  1. おさらい‐手引き抜粋
  2. 傾向と対策、優先順位
  3. 過去問○×問題
  4. 解説
  5. 試験ポイント
  6. 他のページ

おさらい‐手引き抜粋

 復習用に、手引きを抜粋すると…、

 「サルファ剤

 「スルファジアジン、ホモスルファミン、スルフイソキサゾール等のサルファ剤は、」

 「細菌のDNA合成を阻害することにより抗菌作用を示す。」

 …と、相なります。

傾向と対策、優先順位

 ご存じのように、「スルフイソキザゾール」は、「皮膚に用いる薬」の「抗菌成分」に登場します。

 当該成分の配合された市販薬ですが、わたしが調べた範囲では、見当たりませんでした。興味のある方は、深く検索してみてください。

 当該成分は、ときおりにしか出ません。優先順位は「ふつう」です。

過去問○×問題

 当該成分は…、

 ① スルフイソキザゾールは、細菌のタンパク質合成を阻害することにより、抗菌作用を示す。

 …といった感じで出題されます。

 ①の正誤はこちらです。

解説

 先の○×問題の解説です。

 ①の「スルフイソキザゾールは、細菌のタンパク質合成を阻害することにより、抗菌作用を示す。」ですが、誤りです。

 スルフイソキザゾールは、「細菌のDNA合成を阻害する」ことで、抗菌作用を示します。

 「細菌のタンパク質合成を阻害する」のは、「たんぱくなおじも、黒ラム酒でフラダンス」でおなじみの「硫酸フラジオマイシン」とか「クロラムフェニコール」とかです。

 参考:硫酸フラジオマイシン

 参考:クロラムフェニコール

 本試験では、こういう説明文の「入れ替え」問題がよく出ます。テキストを精読しておきましょう。

 よって、①は、「×」となります。

試験ポイント

 当該成分のキーワードは、「DNA」です。

 くだらないですが、「サルのDNA」くらいで、憶えてしまいましょう。

 「サル」は、言うまでもなく、「“サル”ファ剤」の「サル」です。

 「DNA」は、「細菌の“DNA”合成を阻害」に当たります。

 んで、サルファ剤の別名の「スルファジアジン、ホモスルファミン、スルフイソキサゾール」ですが、これは、「サルファ剤(スルファジアジン、ホモスルファミン、スルフイソキサゾール)、バシトラシン、硫酸フラジオマイシン、クロラムフェニコールの憶え方とまとめ」を、参考にしてください。

コツ的なこと

 登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。

 次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。

 実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。

 先に挙げた、「 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。

 テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。


他のページ

 「外皮用薬」の「抗菌成分」へのリンクです。

 スルファジアジン

 ホモスルファミン

 スルフイソキザゾール

 バシトラシン

 硫酸フラジオマイシン

 クロラムフェニコール

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '23年版 (2023年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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