硫酸フラジオマイシンは、「皮膚に用いる薬」の「抗菌成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
ご存じのように、「硫酸フラジオマイシン」は、「皮膚に用いる薬」の「抗菌成分」に登場します。
市販薬には、「【指定第2類医薬品】ドルマイコーチ軟膏 6g
」などがあります。
当該成分は、ときおりにしか出ません。優先順位は「ふつう」です。
当該成分は…、
① 硫酸フラジオマイシンは、細菌のタンパク質合成を阻害することにより、抗菌作用を示す。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「硫酸フラジオマイシンは、細菌のタンパク質合成を阻害することにより、抗菌作用を示す」ですが、正しい記述です。
問題文の言うように、硫酸フラジオマイシンは、「細菌のタンパク質合成を阻害する」ことにより、抗菌作用を示します。
よって、①は、「○」となります。
まあ、硫酸フラジオマイシンは、「東京都 H30 91問:みずむし・たむし用薬」のように、基礎事項がストレートに問われるのが常です。テキストをよく読んでおきましょう。
抗菌成分は、各成分のキーワードを押えておく必要があります。
先の硫酸フラジオマイシンなら、「タンパク質合成を阻害」の「タンパク質」がキーワードです。
なお、当該「タンパク質合成を阻害」する成分は、おともだちの「クロラムフェニコール」にもあります。んなもんで、一緒に憶えるのが効率的です。
で、くだらない憶え方ですが、「たんぱくなおじも、黒ラム酒でフラダンス」があります。
「たんぱく」はキーワードの「タンパク質」に該当します。
「黒ラム酒」は「くろらむ」で、「“クロラム”フェニコール」を指します。
「フラダンス」は「フラ」で、「硫酸“フラ”ジオマイシン」に当たります。
くだらないですが、まあ、試験対策として割り切ってください。
あまり試験に出ないので、基本は「後回し」で、医薬品の全部がざっくり終わったら、追々と、基本の「成分名‐名称」を押えていけばいいでしょう。
まあ、試験的には、他の成分の説明を入れ替えただけの問題が目立つので、テキストを何回も読んでけば大丈夫です。
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「【指定第2類医薬品】ドルマイコーチ軟膏 6g
」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
「外皮用薬」の「抗菌成分」へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は、テキストは、初心者向けでオマケ付きの「らくらく完全攻略! 登録販売者試験 合格テキスト&問題集」と、掲載問題数が一番多い「超重要 登録販売者 過去問題集
」を使えば支障ありません。わたしはこれで「117点」取れました。
また、公式の過去問は、PDFで配布されています。過去問演習は、「タブレット」が便利です。もってない人は、受験を機に、アマゾンの「Fire HD」を推奨します。最優秀のコスパです。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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