登録販売者試験の併願受験と理想受験

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 登録販売者試験を受けるにあたり知っておくべき試験情報をまとめている。併願受験は可だが、理想受験は不可である。試験の実施は都道府県だが、大元は国である。午前試験と午後試験があるが、「医薬品」がどちらにあるか、確認しておくとよい。

インデックス

  1. 併願受験は可
  2. 理想受験は不可
  3. 実施は都道府県。大元は国。
  4. 受験料は「差」あり
  5. 午前と午後の試験科目

併願受験は可

 登録販売者試験は、後述するように、「都道府県」ごとに実施されます。

 本試験は、おおむね「8月から12月」にかけて行われます。

 そして、登録販売者試験は、受験資格に「居住地」や「住所地」の縛りがないので、どこの県の試験でも受けることができます。

 つまり、「併願受験」は、可能というわけです。

 たとえば、「北海道」と「福岡」の両県に申し込んで、受験することは可能、といった寸法です。

 このように、「越境受験」を踏まえれば、1年でいくつも試験が受けられる、という塩梅です。(日程上、10箇所くらい受けられます。)

 仕事の関係で、どうしても登録販売者の資格が必要な人は、当該併願受験で試験に臨むとよいでしょう。

 なお、本試験の日時は、“例年同じ時期”なので、情報は古いですが、「資料:平成29年度(2017年度) 登録販売者 都道府県別試験日」を参考に、受験計画を練ってみてください。

理想受験は不可

 しかしながら、「受験生にとって理想の受験」は、不可能です。

 受験料が無駄ならないのは「ある県を受験して不合格なら、他県の試験に申し込んで、再度受験する」ことですが、これは、不可能となっています。

 というのも、「合格発表の前に、試験の申し込みが締め切られる」ためです。

 一番早く試験が行われるのは、北海道・東北圏の「8月」です。そして、一番遅いのが九州圏の「12月」です。

 しかし、北海道・東北圏の合格発表は「10月初旬」なのですが、一足先に、九州圏では「9月の中旬」に申し込みが締め切られるのです。

 こうした日程上の“調整”のため、「理想的な受験」は不可、という塩梅です。

 こんな次第で、「ダメだったら別の県を受ければいいや」ができなくなっています。

実施は都道府県。大元は国。

 登録販売者試験の試験問題は、厚生労働省が公開している「試験問題作成に関する手引き」から作られます。

 「厚生労働省 登録販売者」などで検索すれば、該当ページに辿り着けます。

 んで、各都道府県の試験担当者は、当該手引きを参考に、試験問題を作成する、ってな次第です。

 このように、「大元」が一緒なので、試験問題は、都道府県によって多少は異なりますが、それでも、全体的なレベルは、“平均化”されているように思われます。

 よく、「○○県の法規は難しい」とか言われることもありますが、ぶっちゃけ、そういう難問が出来なくても、合格点は確保できるよう『調整されている』ように見受けられます。

 「都道府県」の「差」というのは、無視していいでしょう。

受験料も「差」あり

 登録販売者の受験料は、おおむね「13,000円」強です。

 しかし、都道府県によって、受験料は異なります。

 わたしの受けた大阪府では「13,000円」でしたが、北海道では「18,100円」となっています。

 いざ申込というときに戸惑わないように、受験予定地の都道府県のホームページで、金額を確認しておいてください。

 なお、受験の願書はPDFでダウンロードできますが、申込は簡易速達等で送ることになるので、その分の切手代を見ておかねばなりません。

 また、受験料の支払いは、都道府県の“証紙”で支払います。

 証紙の購入が結構手間なので、早め早めに準備をしておきます。

午前と午後の試験科目

 登録販売者試験は、「午前試験」と「午後試験」の2回に分けて行なわれます。

 試験科目は、「基本知識」「人体」「医薬品」「法規」「適正使用」の5つですが、どれが「午前試験」で、どれが「午後試験」になるかは、都道府県によって、異なります。

 わたしの受けた大阪府は、午前が「基本知識」と「医薬品」、午後が「人体」「法規」「適正使用」でした。

 注意して欲しいのは、「医薬品」が、どっちの試験にあるか、です。

 一番負担な「医薬品」が、午前にあるか午後にあるかで、精神的な“きつさ”が違います。

 各自、受験地の「午前と午後」を、確認しておいてください。

 先述したように、わたしは「大阪府受験」で、「医薬品」は午前試験でした。

 「医薬品」は、試験会場に向かう電車の中で、かなり復習できました。んで、午前に厄介なものが終わったので、午後試験は、とてもリラックスして受ける事ができた、ってな寸法です。

 登録販売者試験は、本当に「医薬品」がネックなので、当該科目が午前か午後のどちらにあるかは、把握しておきましょう。

 なお、試験時間は、午前試験・午後試験ともに、「120分」です。まあ、実際は、ほぼ余ります。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者:語呂合わせ」などがある「登録販売者の投稿記事 」で、ヒマな時間を潰してください。

 なお、試験勉強の詳細や医薬品の勉強については「登録販売者の独学」を、独学向け教材については「登録販売者の教材レビュー」を参考をば。

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