サリチル酸は、「皮膚に用いる薬」の「角質軟化薬」の「角質軟化成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「角質軟化成分‐サリチル酸」
「角質成分を溶解することにより角質軟化作用を示す。」
「併せて抗菌、抗真菌、抗炎症作用も期待され、にきび用薬等に配合されている場合もある。」
「頭皮の落屑(ふけ)を抑える効果を期待して、毛髪用薬に配合されている場合もある。」
…と、相なります。
ご存じのように、「サリチル酸」は、「皮膚に用いる薬」の「角質軟化薬」の「角質軟化成分」に登場します。
市販薬には、「【第2類医薬品】ウオノメバン Lサイズ 20枚 」などがあります。
「角質軟化薬」自体が、あまり試験には出ません。
しかし、お友達の「イオウ」が、「福岡県 R3 第93問」で、正面から問われたことがあるので、当該サリチル酸も、押えておくべきです。
優先順位は「ふつう」です。
当該成分は…、
① サリチル酸は、角質成分を溶解することにより角質軟化作用を示す。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「サリチル酸は、角質成分を溶解することにより角質軟化作用を示す」ですが、正しい記述です。
当該サリチル酸ですが、おおむね例題のような、“手引きそのまんま”が出題されることが多いです。
たとえば、「東京都 R3 第90問」の選択肢aなどが典型な出題です。
テキストを精読しておきましょう。
よって、①は、「○」となります。
先述したように、「角質軟化薬」自体があまり出ないため、当該「サリチル酸」も、試験には出ません。
しかし、なのです。
最近の傾向では、「マイナー成分」が正面から問われており、油断ができません。
テキストをざっと押えたら、空き時間にシッカリと憶えていくとよいでしょう。
なお、「サリチル酸」には、抗菌・抗真菌・抗炎症作用を期待して、にきび薬に配合される」とか「頭皮の落屑(フケ)を抑える効果もある」という論点もあります。
「後回し」でいいですが、捨てるようなことはしないでください。
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「 【第2類医薬品】ウオノメバン Lサイズ 20枚 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
「外皮用薬」の「角質軟化薬」へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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