登録販売者の「医薬品」の「みずむし」の抗真菌成分の憶え方。本ページでは、シクロピロクスオラミン、ウンデシレン酸、ウンデシレン酸亜鉛、ピロールニトリン、トルナフタート、エキサラミドについて見ていく。優先順位も併せて掲載。
みずむしの抗真菌成分の「シクロピロクスオラミン」以下のマイナー成分が全国的に出題されるようになっています。
マイナー成分ですが、余裕があれば、押えておきたいです。
とはいえ、当該論点は、費用対効果がそれほどではないので、このページを「お気に入り」に入れておいて、終盤あたりで、押えればいいでしょう。
なお、姉妹ページは、「みずむしの抗真菌成分(イミダゾール系の抗真菌成分、アモロルフィン塩酸塩、ブテナフィン塩酸塩、テルビナフィン塩酸塩)の語呂合わせ」です。参考にしてください。
「みずむし」の抗真菌成分の「シクロピロクスオラミン」ですが、憶え方としては、「クロネコ輸送」があります。
当該成分は「皮膚糸状菌の細胞膜に作用して、その増殖・生存に必要な物質の輸送機能を妨げ、その増殖を抑える」効能があります。
先の憶え方の「クロネコ輸送」の詳細ですが…、
「クロネコ」の「クロ」が「シクロピロクスオラミン」の「クロ」です。
「輸送」は、「輸送機能」の「輸送」です。
名称の「クロ」を、クロネコヤマトでイメージすることで、「輸送機能」の文言が憶えやすくなります。
抗真菌成分では効能が問われるので、上述した「クロネコ輸送」を憶えるだけで、選択肢の判別が可能になるはずです。
「ウンデシレン酸」と「ウンデシレン酸亜鉛」ですが、両者とも「患部を酸性にすることで、皮膚糸状菌の発育を抑える」効能です。
名称にある「酸」の文字に意識して、「患部を“酸性”は、ウンデシレン“酸”の酸」くらいに認識すれば、効能をすぐ憶えられるかと思います。
「ピロールニトリン」の効能は、「菌の呼吸や代謝を妨げることにより、皮膚糸状菌の増殖を抑える」です。
憶え方としては、「ニトリの太鼓」です。
「ニトリ」は、「ピロールニトリン」です。
「太(たい)」は、「代謝」の「たい」です。
「鼓(こ)」は、「呼吸」の「こ」です。
ニトリで実際に太鼓を打ってそうなので、イメージはしやすいと思います。
試験的には、名称と効能を問うのが精いっぱいなので、「ニトリの太鼓」で、十分な対策となるはずです。
手引きには、その他の抗真菌成分として、「トルナフタート、エキサラミド」が挙げられています。
本試験の傾向は「聖域なし」とはいえ、流石に、「トルナフタート、エキサラミド」の両成分は、捨ててよいと思います。
みずむし以外に出てきませんし、効能も書かれていないので、あまり重要ではないと思われます。捨てましょう。
個人的には、この2つの成分を暗記するくらいなら、「生薬」で唯一の抗真菌成分の「モクキンピ」を、憶えましょう。絶対にこっちの方が出ます。
以上、「みずむし」の抗真菌成分のシクロピロクスオラミン、ウンデシレン酸、ウンデシレン酸亜鉛、ピロールニトリン、トルナフタート、エキサラミドの憶え方を見てきました。
このページのくだらない憶え方で、選択肢の1~2個は、つぶせるかと思います。
基本的に、バカバカしい内容なので、細切れ時間等で消化してください。
なお、「みずむしの抗真菌成分(イミダゾール系の抗真菌成分、アモロルフィン塩酸塩、ブテナフィン塩酸塩、テルビナフィン塩酸塩)の語呂合わせ」も、参考にしてください。
2022年3月24日 2:02 PM
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