グリチルリチン酸モノアンモニウムは、「皮膚に用いる薬」の「痒み、腫れ、痛み等を抑える配合成分」の「その他の抗炎症成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「その他の抗炎症成分」
「比較的穏やかな抗炎症作用を示す成分として、グリチルレチン酸、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム等が配合されている場合がある。」
…と、相なります。
ご存じのように、「グリチルリチン酸モノアンモニウム」は、「皮膚に用いる薬」の「痒み、腫れ、痛み等を抑える配合成分」の「その他の抗炎症成分」に登場します。
当該成分の配合された市販薬ですが、わたしが調べた範囲では、見当たりませんでした。興味のある方は、深く検索してみてください。
当該市販薬事情を受けてか、当該成分は、「皮膚に用いる薬」では、ほとんど問われていません。
出るにしても、基本的なことばかりなので、他の薬のところで勉強していれば、問題ないはずです。
優先順位は「低い」です。
ところで、「グリチルリチン酸二カリウム」は、「適正使用」の「医薬品的な問題」にも、よくよく問われます。
「使用(服用)しない」等の論点については、「かぜ薬 抗炎症成分:グリチルリチン酸二カリウム」の方でまとめているので、そちらを参考にしてください。
当該成分は…、
① グリチルリチン酸モノアンモニウム ----- 抗炎症成分。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「グリチルリチン酸モノアンモニウム ----- 抗炎症成分」ですが、一目でわかるかと思います。
グリチルリチン酸モノアンモニウムは、ごぞんじのように、「抗炎症成分」です。
よって、①は、「○」となります。
「グリチルリチン酸モノアンモニウム」は、「その他の抗炎症成分」くらいにしか登場しない成分です。
しかし、性質的には、「グリチルリチン酸」とほぼ同じなので、他の薬で勉強していれば、問題ありません。
ざっくり見ておけばいいでしょう。
「痒み、腫れ、痛み等を抑える配合成分」の「その他の抗炎症成分」へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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