ホモスルファミン(サルファ剤)は、「皮膚に用いる薬」の「抗菌成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「サルファ剤」
「スルファジアジン、ホモスルファミン、スルフイソキサゾール等のサルファ剤は、細菌のDNA合成を阻害することにより抗菌作用を示す。」
…と、相なります。
ご存じのように、「ホモスルファミン」は、「皮膚に用いる薬」の「抗菌成分」に登場します。
当該成分の配合された市販薬ですが、わたしが調べた範囲では、見当たりませんでした。興味のある方は、深く検索してみてください。
当該成分は、ときおりにしか出ません。
出るにしても、「埼玉県 R2 第90問」のような、基本的なものです。
優先順位は「ふつう」です。
当該成分は…、
① ホモスルファミンは、細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示す。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「ホモスルファミンは、細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示す」ですが、誤りです。
ホモスルファミンは、「細菌のDNA合成を阻害する」ことで、抗菌作用を示します。
「細菌の細胞壁合成を阻害する」するのは、「壁にバシッと」でおなじみの「バシトラシン」です。
よって、①は、「×」となります。
当該成分は、先述したように、試験にはあまり出ません。
んで、出るにしても、他の成分の説明を入れ替えたくらいの出題となっています。
んなもんで、テキストを精読して、各成分のキーワードを、たとえば、ホモ“スル”ファミンなら『DNA』とかを、頭に入れておけば、当該試験的には、大丈夫かと思います。
くだらない語呂ですが、「ホモスルDNA」くらいに捉えておけばいいかと存じます。
また、「サルファ剤(スルファジアジン、ホモスルファミン、スルフイソキサゾール)、バシトラシン、硫酸フラジオマイシン、クロラムフェニコールの憶え方とまとめ」あたりも、参考にしてください。
「外皮用薬」の「抗菌成分」へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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