エコナゾール硝酸塩‐登録販売者

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 エコナゾール硝酸塩は、「皮膚に用いる薬」の「イミダゾール系抗真菌成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。

インデックス

  1. おさらい‐手引き抜粋
  2. 傾向と対策、優先順位
  3. 過去問○×問題
  4. 解説
  5. 試験ポイント
  6. 他のページ

おさらい‐手引き抜粋

 復習用に、手引きを抜粋すると…、

 「イミダゾール系抗真菌成分

 「オキシコナゾール硝酸塩、ネチコナゾール塩酸塩、ビホナゾール、スルコナゾール硝酸 塩、エコナゾール硝酸塩、クロトリマゾール、ミコナゾール硝酸塩、チオコナゾール等は、イミダゾール系の抗真菌薬と呼ばれ、」

 「皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える。」

 「副作用としてかぶれ、腫れ、刺激感等が現れることがある。

 「あるイミダゾール系成分が配合されたみずむし薬でかぶれたことがある人は、他のイミダゾール系成分が配合された 製品も避けるべきである

 …と、相なります。

傾向と対策、優先順位

 ご存じのように、「エコナゾール硝酸塩」は、「皮膚に用いる薬」の「イミダゾール系抗真菌成分」に登場します。

 当該成分の配合された市販薬ですが、わたしが調べた範囲では、見当たりませんでした。興味のある方は、深く検索してみてください。

 「イミダゾール系抗真菌成分」成分は、出る都道府県では、頻繁に出ます。優先順位は「ふつう」です。

過去問○×問題

 当該成分は…、

 ① エコナゾール硝酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える。

 …といった感じで出題されます。

 ①の正誤はこちらです。

解説

 先の○×問題の解説です。

 ①の「エコナゾール硝酸塩は、皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える」ですが、正しい記述です。

 「イミダゾール系の抗真菌成分」は、「皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の透過性を変化させることにより、その増殖を抑える」作用があります。

 「2つ」の効き目なので、チェックしておきましょう。

 エコナゾール硝酸塩は、イミダゾール系抗真菌成分です。

 よって、①は、「○」となります。

試験ポイント

 イミダゾール系の抗真菌成分のキーワードは、「皮膚糸状菌の細胞“膜”を構成する成分の産生を妨げたり、細胞膜の“透”過性を変化させる」から抽出します。

 くだらないですが、「みずむしの膜は透ける」くらいに頭に入れます。

 「膜」は、「細胞“膜”を構成する成分の産生を阻害」に当たります。

 「透ける」は、「細胞膜の“透”過性を変化」のところです。

 くだらないですが、試験的には十分かと思います。

 さて、イミダゾール系抗真菌成分は、たくさんありますが、全部が全部、出るわけではありません。

 まず、筆頭の「オキシコナゾール硝酸塩」だけを頭に入れて、残りは、「みずむしの抗真菌成分‐登録販売者 医薬品の語呂合わせ」などを参考に、ざっくり押えていくとよいでしょう。

他のページ

 「外皮用薬」の「イミダゾール系抗真菌成分」へのリンクです。

 オキシコナゾール硝酸塩

 ネチコナゾール塩酸塩

 ビホナゾール

 スルコナゾール硝酸塩

 エコナゾール硝酸塩

 クロトリマゾール

 ミコナゾール硝酸塩

 チオコナゾール

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '23年版 (2023年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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