独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

登録販売者の公式のPDF過去問を解く3つの理由

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

登録販売者の公式のPDF過去問は、合格に保険を掛ける上で解くべきものである。本ページではPDF過去問を解く理由を述べる。PDF過去問は、都道府県のホームページで、PDF形式で、無料配布されている。しかし、当該過去問には、解説が付いていないので、初学者には到底扱えない。んなもんで、多くは市販されている過去問題集を使うことになる。しかし、公式のPDF過去問が無用になったわけではない。

結論から言うと、PDF過去問を解く利点とは、最終得点を「5~10点」以上は底上げができて、安全圏で合格できる、といった次第です。

「合格」だけを言うなら、公式のPDF過去問は、解く必要はありません。

登録販売者 教材レビュー」でも述べたテキストと過去問題集を消化していれば、合格点の7割である「84点」は、穏当に取れます。

しかし、合格を確実にしたいのなら、「過去問」という「保険」を掛けておくべきです。

過去3年分(3回分)の過去問を、1~2回解いておけば、最終得点は「100点前後」は、間違いなく取れるようになるので、危なげなく合格できる、といった寸法です。

以下、公式過去問を解くメリットを、3つ挙げていきます。

仕事上・業務上の理由で、1発合格が求められている人や、高額な受験料を二度と払いたくない人は、参考にしてみてください。

コピペ問題を確保する‐問題の使い回し

公式過去問を解く最大のメリットは、「使い回されている試験問題を発見できる」ことです。

登録販売者試験では、「数年前の問題が、ちょっとだけ手直しされて、出題される」ことが、多々あります。

「手直し」といっても、少しだけ文言が変わるくらいで、「問われている内容はほとんど変わっていない」のです。

ですから、問題を解いていれば、苦なく難なく1点が取れる、といった次第です。(もっと言うと、多少忘れていても、答えは記憶の底に残っていることが多く、確か答えはこれっぽかったよな~で正解できてしまうことが多々です。)

もちろん、この種の“コピーペースト問題”の数は多くありません。

が、最低でも、2~3問以上は、過去に問われた問題の“使い回し”が散見されます。

わたしの受験したとき(大阪府受験)も、どんぴしゃの“コピペ問題”があり、「1点確保であります!」と、ほくそ笑んだ次第です。

使い回し実例

大阪府の過去問の「殺虫剤」の出題なのですが、下の画像はH27年度の問題で…、

これがわたしが受けたときの、H29の問題冊子です。

ほとんど同じ内容の問題が出ています。問題番号ですら、いっしょですね。

未知の問題より、かつて知りたる問題の方が、正解しやすいのは自明です。

公式のPDF過去問を解いておけば、こうした“コピペ問題”で、大きく点数を確保できる、ってな次第です。

免疫をつける‐難問・奇問・珍問対策

登録販売者 教材レビュー」で紹介した過去問題集ですが、当然ながら、当該問題集には載っていない問題が、本試験ではバンバン問われています。

そのなかでも、受験生泣かせなのが、『難問・奇問・珍問』の類です。

たとえば、大阪府のH28の試験問題がよい一例です。(解答は末尾)

(こーいうところ突いてくる?)というのが、正直な感想かと思います。

登録販売者が、行政庁の監督を詳細に知る必要があるの?と思いましたが、反対に、あーこういう問い方もしてくるんだな、という“心の準備”にはなった、という寸法です。

上記は、大阪府の例ですが、都道府県ごとに、各地の傾向を反映した難問・奇問・珍問が出題されるものです。

その場合、過去の試験問題に接して、“出題者のやり口”の経験があれば、落ち着いて問題が解けるし、「捨て問」にするなど、冷静な対処が可能といった次第です。

本試験では、難問・奇問・珍問の類で動揺して、普段しないミスの呼び水となります。

養った実力を確実に発揮するためにも、過去問を解いて、都道府県ごとの難問・奇問・珍問を研究しておきましょう。

失点が最低限に抑えられるはずです。

なお、先の問題の答えは「2」です。

都道府県知事は、帳簿書類を“調査”することができますが、“収去”はできません。“収去”できるのは、最少分量の不正医薬品等といった次第で、典型的なひっかけ問題です。

傾向をつかむ

過去問演習のキモは、出題の傾向がわかることです。

また大阪府の例で申し訳ないですが、大阪府では、おおむね、どの単元からも「1問」が問われる傾向があります。

つまり、この傾向を逆手に取れば、「分量の少ない」ところからも、「1問」は出題されるわけですから、そこを徹底しておけば、労少なく1点が取れる、ってな次第です。

大阪府は、毎年「小児鎮痛薬(疳)」から「1問」出す傾向があります。

「小児鎮痛薬(疳)」は、テキストで2ページくらいしかなくても、「1問」が出るのです。わたしは、他の漢方処方製剤は捨ててましたが、当該「疳」の漢方処方製剤だけは勉強した、といった次第です。

1項目で10ページある成分なんて、登録販売者ではざらにあります。しかし、10ページあっても1問出題が関の山です。

それが、当該「疳」は2ページで1問取れるのですから、破格の費用対効果です。

このように、過去問演習をしていると、『試験の凹凸』が如実に見えてきて、(ウチの県では○○薬は出ないから軽めでいいかー)などという見当を付けることができる、ってな塩梅です。

「やるべきところ」と「やらなくていいこと」が見えてくるので、省時間・省労力の試験勉強になります。

時間の足りない人ほど、公式の過去問を解いて、傾向に沿った勉強をしてください。

傾向はクセ

登録販売者試験は、都道府県が試験問題を作っているためか、県なり府の“クセのある問題”が、出題されます。

たとえば、わたしの受けた大阪府の試験では…、

…という、ややクセのある問題が、よく出ます。

クセが強いところは、選択肢の「2」の「適正な使用がなされる限りは安全かつ有効な医薬品であっても、乱用された場合には薬物依存を生じることがある」です。

後半部分の「乱用された場合には薬物依存を生じることがある」は正しいのです。

が、前半部分の「適正な使用がなされる限りは安全かつ有効な医薬品」が「アレレ???」となるのです。

医薬品は、適正な使用がなされても、副作用という危険があります。当該副作用を踏まえて厳密に考えれば、「医薬品には、適切な使用がなされても、副作用という危険がある」ため、必ずしも「安全かつ有効」ではなくなってしまいます。んなもんで、前半は「成立してない」ことになってしまうのです。わたしは、問題演習のときは「×」にしました。

しかし、解答では、本選択肢の「2」は、「○」扱いになっています。

こういう場合、わたしたちは、「試験に合格する」ことを優先すべきなので、「解答」に従うべきです。主催者が「○」っていってんだから「○」なんだろう、ってな塩梅です。

大阪府は、当該問題が好みのようで、過去にも何回か問うており、また、わたしが受験したときにも、出てきました。そのときは、素直に選択肢「2」を「○」で処理した、ってな塩梅です。

こうした大阪府の出題は一例でしかなく、一概には言えませんが、登録販売者試験では、こうしたクセのある問題も出てくるという次第です。

んなもんで、過去問演習を通して、「要注意の問題」を把握しておいて、本試験では、「解答」のとおりに処理する、といった寸法です。

過去3年分の過去問を解いておけば、それぞれの受験地での“クセのある問題”を発見でき、本試験で落とすことを防げぐことができます。格段に点数は安定するでしょう。

なお、先の例の答えは「1」です。選択肢はどれも「○」です。

また、言うまでもありませんが、登録販売者試験は、その多くが、定番問題・頻出問題で構成されています。

過去問演習で1~2回解いて復習しておけば、本試験でも確実に解けるはずです。がっつり点数はアップします。

まとめ

公式のPDF過去問を解く利点は、斯くの如しです。

先述したように、「テキスト」と「過去問題集」だけで、合格点は確保できます。

しかし、公式のPDF過去問を解いていれば、格段に点数の底上げになります。

時間があるなら、必ず解いておきましょう。絶対に有利になります。

時間のない人も、極力、解いておくことを勧めます。

さて、「PDF過去問の閲覧」ですが、公式のPDF過去問は、ノートPCやスマホで見れます。

しかし、本格的な“問題演習”となると、「タブレット」での閲覧が最も勝手がよく、ストレスが少ないです。

スマホだと画面が小さくて問題文が読み難く、PCだとキーボード等が邪魔で、問題を解くのに集中できない、といった塩梅です。

当方は、12インチのタブレット(thinkpad helix2)で閲覧していましたが、普通に「紙」の過去問を解くような感じに、問題演習に集中できた、といった次第です。

こんな次第で、PDFタイプの過去問の問題演習でイライラしている方は、「タブレット」の利用を勧めます。

なお、手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。

アンドロイド製のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、単に、PDFの閲覧だけの利用ができるので、コストパフォーマンスが秀逸です。

とりわけ、スマホしか持ってない方に勧めます。小さい画面での問題演習は、倍疲れます。

受験が終わっても、アレコレ使えますし、安価なサブ機としても使えます。これを機に「Fire HD」を買っても、損はないです。

なお、勉強方法等は「登録販売者の独学」を、独学向け教材については「登録販売者 教材レビュー」を、参考ください。

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