48問‐H28の過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 第48問は、「統計」の問題です。費用対効果が悪いので、「後回し」か「捨て問」となる問題です。いうまでもないですが、過去問演習では、過去の数字を憶えても意味がないので、傾向把握くらいにざっと見ておけばいいです。

48問‐統計

 

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難易度・優先順位ひとこと

 本問のレベルは「難」です。

 「統計」は、余裕のある人だけ、挑戦してください。

 他の試験科目がまだまだなら、勉強する必要はありません。

 くだらないですが、「捨て問」予定の人は、「宅地建物取引士の問題48「統計」の解答予想」を一読ください。

 本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。

解説

 本問は、「正しいもの」を選ぶ問題です。

 問題文には、別段、注意すべき設定はありません。

 ところで、過年度の試験問題を見たい方は、後述する「参考リンク」を活用ください。

選択肢1

 選択肢1の「平成28年地価公示(平成28年3月公表)によれば、平成27年1月以降の1年間の地価は、全国平均では、住宅地はわすかに下落しているものの下落幅は縮小しており、全用途平均では昨年までの下落から上昇に転じた。」ですが、正しい記述です。

 興味のある人は、「年地価公示」などで、検索をしてみてください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢2

 選択肢2の「平成28年版土地白書(平成28年5月公表)によれは、平成26年の住宅地、工業用地等の宅地は、全国で約193万ヘクタールあり、近年、減少傾向にある。」ですが、誤った記述です。

 わずかですが、増加傾向です。

 興味のある人は、「土地白書」などで、検索をしてみてください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢3

 選択肢3の「建築着工統計(平成28年1月公表)によれば、分譲住宅の着工戸数は、消費税増税の影響を受け、マンション、一戸建住宅ともに平成%年から2年連続で前年に比べ減少している。」ですが、誤った記述です。

 マンションは微増、一戸建ては微減です。

 興味のある人は、「建築着工統計」などで、検索をしてみてください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢4

 選択肢4の「平成27年度国土交通白書(平成28年6月公表)によれば、平成27年3月末時点の宅地建物取引業者数は122,685業者となっており、前年3月末時点に比べ減少した。」ですが、誤った記述です。

 微増しています。

 興味のある人は、「国土交通白書」などで、検索をしてみてください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「1」は「正」です。

 「2」は「誤」です。

 「3」は「誤」です。

 「4」は「誤」です。

 本問は、「正しいものはどれか?」の問題なので…、

 正解:1

 …と相なります。

 >>> 次の問題へ。


参考リンク

 当該年度のぜんぶの問題(1~50)のリンクは、「こちら」です。

 類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「宅建「その他」の「統計」の過去問リスト」を一読ください。

独学向け教材

 宅建の独学向け教材には、「2系統」あります。

 はじめて法律を学ぶ方は「宅建(初学者向け)」を、参考にしてください。

 んで、法学部卒等で、ある程度の素養のある人は、「宅建(経験者向け)」を、参考にしてください。

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宅建のこまごましたもの

 試験勉強については、「宅地建物取引士(宅建)の独学」を、参考にしてください。

 「宅建」という資格を、より知りたい方は、「資格ガイド Sランク資格:宅地建物取引士」を、一読願います。

 ブログに試験勉強に関する記事を投稿しています。興味のある方は、「宅建タグの投稿記事」を、お目汚しください。

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