宅地建物取引士(宅建)の試験科目「住宅金融支援機構」の難易度や特徴をコメントしたページ。初心者向け。独学者向け。宅建の「住宅金融支援機構」がどのような科目なのか、まあまあわかる。試験勉強序盤の情報収集の一環に有用。出題数や取るべき点数を併せて述べる。
まずもって、「住宅金融支援機構」について、知っておくべきことは、「得点源」であるということです。
「逆」をいうなら、ほとんどの受験生は、当該科目で「1点」を取るので、「落とすことのできない、精神的にプレッシャーのある科目」であるといえます。
しかし、当該科目は、「1週間」もあれば、完全に対策が取れます。
初学者の人は、「油断はダメだが、神経質になるほどではない」くらいに、踏んでいてください。
「住宅金融支援機構」は、例年『1問』出題されます。
目標点は、「1点」です。
参考:宅建 予想得点計画
「住宅金融支援機構」ですが、優先順位は、「高くない」です。
後述しますが、「その他」は、難問や奇問を出し難い科目のため、オーソドックスな問題・定番問題が多いです。
また、基本的に、「暗記問題」ばかりなので、先に述べたように「1週間」もあれば、穏当に、合格圏に達します。
進捗が多少遅れていても、遅れはすぐさま取り戻せるので、油断は禁物ですが、「まあ大丈夫」と、“小船”に乗ったくらいに思っておきましょう。
「逆」を言うなら、「住宅金融支援機構」は、後で何とかなるので、重要科目の「民法」や「宅建業法」が遅れているなら、そちらに尽力しないといけない、ってな次第です。
「住宅金融支援機構」の論点は、本当に基本的なものが多いです。
出題されるのは、おおむね、「住宅金融支援機構」の制度や、設立趣旨、取り扱っている金融サービスの名称およびその内容などです。
テキストをキッチリ精読し、Webサイトをツラツラ眺めておれば、穏当に判断のできる問題です。
「住宅金融支援機構」は、ちゃんと勉強すれば、ほぼ取れます。
参考:宅地建物取引士(宅建)の勉強方法:その他‐住宅金融支援機構
宅建が初めての人に、「住宅金融支援機構」が属する試験科目の「その他」について、説明しておきます。
「その他」ですが、これは、一口で言うと、「講習免除科目」です。
そのまんまですが、ある一定の人(不動産業に勤めている人等)は、『講習』を受けることができ、当該『講習』を受けると、「その他」の「5問」が免除される、ってな次第です。
つまり、『講習』を受けると、「その他」を勉強しなくていい、ってな塩梅です。
当該『講習』ですが、受講には、ある程度の条件があるため、皆が皆、受講できません。(お金もかかります。)
当然、受講できない受験生からすれば、「不公平」でしかないわけです。
しかし、試験の公平性を確保するためか、当該「その他」は、熾烈な点数競争のある「民法」や「法令上の制限」、「宅建業法」などと比べたら、段違いに「カンタン」です。
「その他」は、「統計」を除けば、難問もあまり出ないし、凝った出題もないので、テキストを読んで過去問を解いていれば、穏当に「4~5点」は、取れます。
まあ、「統計」だけは、テキスト・過去問で対策できませんが、それでも、「予想問題集・模試問題集」で対策可能です。
こんな次第で、『講習』が受けられないからといって、格段に不利になるわけでもないので、満点の「5問」を、狙って行きましょう。
「その他」で点が取れると、最終得点の計算が実に「楽」になります。
言うまでもなく、「捨て問」は、論外です。
最低でも、過去問だけは、消化しておくことを勧めます。
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