宅地建物取引士(宅建)の予想問題集レビュー

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 宅地建物取引士(通称:宅建)の予想問題集・模試問題集のレビュー。宅建は、過去問だけでも合格はできるが、予想問題集・模試問題集を解いておくと、合格はさらに確実な物になる。復習目的のほか、問題演習数を稼いだり、様々なタイプの問題を解いたりして、実践力を身に付けることができる。以下、有用な予想問題集・模試問題集を挙げていく。

結論

  

 最初に結論から言うと、LECの「出る順宅建士 当たる! 直前予想模試」と…、

 住宅新報出版の「パーフェクト宅建士 直前予想模試」を、利用するってな次第です。

 ボリューム・内容的に高評価の当該「2冊」で問題演習をすれば、格段に実力UPと、苦手論点の補強ができるはずです。

 テキスト・過去問をシッカリやった後で、この「2冊」で、追加的に問題演習をすれば、まあ、合格圏には達するはずです。

 以下に、宅建の予想問題集・模試問題集を見て行きますが、ひとまず、注意事項が2点あります。

注意1:まずは、テキスト・過去問を優先

 1番目の注意事項です。

 優先順位を間違えないでください。

 予想問題集や模試問題集の前に、まずは、テキストと過去問を“完全制覇”することを優先してください。

 テキストと過去問が終わっていないのなら、予想問題集や模試問題集を、無理して解く必要はありません。

 テキストと過去問をやる方が、なまじっか予想問題集等をやるよりも、受かります。

 試験に出るのは、“圧倒的に”、テキストと過去問の方です。

注意2:買う時期

 予想問題集・模試問題集ですが、購入時期に注意してください。

 予想問題集・模試問題集の発売は、テキスト・過去問とは、ずれるのが一般的です。

 予想問題集・模試問題集は、例年、6月以降に発売されるのが常です。

 毎年、去年のものを誤って買った人に会ってます。くれぐれも、古い年度のを、買わないようにしてください。

 また、序盤・中盤では、予想問題集・模試問題集は、必要ありません。ある程度、試験勉強が進んだ6月以降に、追々、見ていくといいです。

1.推奨

 

 個人的に、推薦する予想問題集・模試問題集は、「出る順宅建士 当たる! 直前予想模試(2021年度版)」です。

 推薦理由は、「4回分」が掲載されていてボリュームが一番あるのと、やはり、LEC製という看板からです。

 LECの問題は、基礎・基本的なものほか、奇妙奇天烈な難問、ナンダコレ的な奇問もあって、バラエティに富んでいます。

 当該問題集を解いていれば、かなり、『実戦力』が身に付きます。

 本試験でどんな問題が出ても、冷静に対処できるでしょう。

 加えて言うと、当該年度版には、出題予想が付いています。

 LECの予想は、そこそこ“尖っている”ので、(あー、こういう出し方もできるのか)といった感じに、実力者には、効き目があると思います。

 さて、本書は「4回」分が掲載されており、他社製は「3回」がほとんどです。

 よって、価格的には、妥当です。

 予想問題集を探しているなら、「とりあえずLEC」でいいです。

 本屋をチェックしましたが、一番減ってました。

2.推奨

 

 次いで、というより、こちらも凄くいいのですが、「パーフェクト宅建士 直前予想模試」を、推薦します。

 特徴は、「難易度別の編集」です。

 予想問題が「基礎」「法改正」「ハイレベル」と「3つ」に分けられています。

 基礎的な予想問題で、過去問のいい復習になります。

 次に、法改正に重きを置いた予想問題で、法改正にとても強くなります。

 最後の予想問題は、ハイレベルのもので、本試験での難問対策になります。

 また、この版では、「改正後の民法の○×問題」が50問ほどあり、実力の養成にいいと思います。

 加えて、統計情報や法改正情報も付いてきているので、「痒いところに手が届く」構成となっています。

 問題数は、「3回分」ですが、値段的には、妥当だと言えます。

 内容的には、とても充実しているので、オススメできるものです。

 特に、テキスト・過去問を同じ住宅新報社でそろえているなら、予想問題集も、これで行きましょう。

そのほかの問題集

 個人的には、先の「2冊」で十分かと思います。

 ボリューム的にも、そこそこあるので、まずは、「2冊」を繰り返してください。

 もちろんですが、他にも、予想問題集や模試問題集はあります。

 先の「2冊」で満足できない人は、「宅建 予想問題集 2021」や「宅建 模試問題集 2021」で、探してみてください。

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