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宅地建物取引主任者(宅建)の独学取得の際に利用したテキストと問題集、その他の教材を提示する。加えて、「今のわたし」だったら、宅建をどう受験するかも考える。
宅地建物取引主任者、通称宅建は、相変わらず人気のある資格です。
はじめて法律を学ぶ人でも、十分に独学で合格できる資格ですが、やはり、ネックのところは「民法」かと思います。
| ・このページの信用度 | C(当てにはならない) |
| ・合格年度 | 平成13年(2001年) |
| ・注意点 | 行政書士合格後の受験。 |
「合格体験記」で述べたように、宅建のテキストと問題集は、ワセダセミナーの教材を用いました。
当時から「法律系はLEC」と思ってはいたのですが、「常にLECでなければいけないの?」と偏屈心が起きたので、宅建の時には、(変えてみるかなー)と思って、ワセダを選んだ次第です。
当然のことながら、教材の質がよかったのも、数ある教材の中からワセダを選んだ理由です。
ワセダの宅建の教材は、「テキストと問題集の相性がよく、テキストを読めば問題集で演習でき、問題演習で生じた疑問はテキストで確認するというコンビネーションが効いていた」のでありました。
(残念なことに、現在、ワセダセミナーは宅建事業?から撤収しており、今はワセダセミナー製の教材は売られていないようです。惜しい。)
さて、宅建は今も昔も人気のある資格(日本で最大の受験者がいる資格)であり、その人気を反映して、書店の宅建コーナーには、バラエティとボリュームに富んんだ教材が販売されています。
それこそ、合格した人でも迷うくらうです。
これだけたくさんの商品の中から、自分に合うものを選び出すのは至難の業かと思います。
そこで、1つの指針を挙げるとすれば、「最も民法に力を入れている教材を手に入れる」ことだと言えます。
試験勉強の実感として、宅建とは、民法の試験なのです。
というのも、宅建は民法の配点が最も大きく、つまり、逆を言えば、民法ができないと他の科目が100%できていても、合格できないのが実情です。
合否は「民法の出来・不出来」で左右されるという塩梅で、言い換えれば、「民法さえできれば合格できる」のが宅建試験の特徴なのです。
わたしが宅建がスムーズに合格できた理由は、単純でして、単に行政書士で民法を勉強済みだったからなのです。
言うなれば、宅建の試験勉強の開始の時点で、試験科目の半分が終わっていた状態であり、だからこそ、すすっと通ってしまったという次第です。
実質的には、半分が終わっていて、残る宅建業法なり建築基準法は、ガチの「暗記」科目です。暗記というメンドクサイ作業はあれど、できない・わからないわけではありません。このように、やればやるほど、ストレートに点数が伸びる状況にあったのでした。
そこで、です。
もし、わたしが「民法の知識がゼロの状態で、宅建を受けようとする」と仮定したときに、どんな教材を選ぶかを考えたく思います。
わたしが丹念に調べるところは、その教材の「民法」の取り扱い方です。
いいテキストほど、民法に力を入れて来ると思います。というのも、民法以外の科目である、宅建業法・建築基準法等々は、最終的に「暗記」であるため、解説のしようがないわけです。
教材の差別化をはかり、その質を上げようとするまともな出版社なら、ネックであり得点源となる「民法」に力を入れざるを得ないのであります。
初学者でも、始めて法律に触れる人でも、何とか民法がわかるように、「企業努力」をしている出版社のテキストを選べば、ハズレは少ないように思います。というのも、それだけ受験生のことを考え、民法に尽力しているにも関わらず、そのほかの科目がおざなりにしているとは、そう考えられないからです。
逆を言えば、民法を、まるで大学の講義で使うテキストのような、ツマラナイ文言で埋め尽くしている出版社の教材は、避けるといった塩梅です。
教材を選ぶ際は、「民法」がどのように「教えられているか」を元に、選択を考えてみてください。
さて、しかしながら、宅建のテキストだけで、「民法」を勉強しようとするのは、厳しいものがあります。
そこで、試験勉強に並行して、民法に関する書籍や漫画を買うなり借りるなりして、少しずつ民法の世界に慣れて行きます。
というのも、民法というのは、実体法なので、抽象的に説明されても、少しもわからないからです。ホント、条文だけあーだこーだ言われても、チンプンカンプンでしょう。
代表的な法律漫画では、「ミナミの帝王」とか「ナニワ金融道」、「カバチタレ」といったものがあります。綺麗な漫画ではないので好悪がはっきりしますが、漫画喫茶にいけば、まずあると思うので、一読して、具体的な民法の姿を見て取っておきましょう。
基本的に、民法は一気にやればすぐできるものではありません。また、試験勉強を進めていく上でも、たくさんの取っ掛かりがあった方が、挫折しません。
民法は条文も多いため、どんなにやさしい解説だろうと、次第にしんどくなります。
民法をどう突破するのかが、宅建のネックのところ・コアなところです。
「テキストだけをやっても、真面目にやっていることにはならない」のが、独学という方法なので、試験勉強の範囲を宅建の教材だけに限定せずに、やってみてください。
たぶん、そっちの方が楽です。
有名どこの出版社のテキスト・問題集(問題集が過去問形式なら過去問)をセットで購入します。
テキストを読みながら問題集を解き、同時に法律本や漫画を読んで、民法に慣れていきます。
民法に慣れてきたら、どんどん問題演習の量を増やします。
問題集(過去問)を3回ほど繰り返して、ある程度の実力が付けば、模試を受けたり、予想問題集なり模試問題集で、さらに実力に磨きをかけます。
こうれすれば、全くのゼロからでも、何とか進んでいけるように思います。
わたしが当時、ワセダセミナーの教材を選択したのも、上記のように進めるのに適していたからです。
宅建試験は、基本的に暗記が中心となる試験なので、何回も同じ過去問なり問題集を繰り返してください。3回はやっておきましょう。
先述したように、わたしの宅建は、テキストと問題集の相性が良かったワセダセミナーの「なにがなんでも合格
宅建
」シリーズでそろえました。
上下巻のテキストと問題集(過去問)の、計3冊を使用しました。結果的に、ワセダのテキスト、問題集(過去問)だけで合格できました。
しかし、今ではワセダセミナーの教材は売られていないので、穏当に、LECの「出る順シリーズ
」か、とっつきやすい住宅新報社の「宅建シリーズ
」で、始めていけばよいかと思います。
今わたしが宅建を受けるとするなら、上記2出版社のうちのどっちか候補に置きながら、取捨選択をしていくでしょう。
さて、受験の当時、過去問以外の問題集をやろうやろうと思いつつ、やらないままに本試験に臨んだことを、明記しておきます。予定ではやるつもりだったのです。
(やらなくちゃなーやらなくちゃなー)と思っていただけで、ずるずるとやらずじまいで本試験を向かえ、受けてみたら合格した、という次第です。
わたしは、運良く過去問だけの試験勉強で合格できましたが、不安のある方は、模試問題集・予想問題集も加えて、万全の体制で本試験に臨みましょう。何を選ぶのか悩んだら、小難しい系のLECを選んでおけばいいでしょう。
実際の試験勉強では、おそらく、民法に頭を抱えることになりますが、民法ができるようになると、試験科目に民法のある資格の試験勉強が、数倍楽になります。将来的に、どこかで大いに力を発揮するでしょう。わたしのように。
また、ある程度、民法の知識があると、日々の日常生活にも資するものが多々あるので、受験を機にみっちり勉強しておきましょう。離婚も怖くない。
下手な詐欺には、ホントひっかからなくなります。
なお、暗記科目の勉強は、ホント考えようがないので、細切れ時間に何度もコツコツ繰り返して目を通して、憶えていきましょう。わたしもそうしました。
1つだけ下手なコツを述べるなら、「特に暗記に苦しんでいるところは、紙に書いて、目に付くところに張っておく」ようにしてください。
家族から文句のないことが前提ですが、建築基準の表などはコピーをして、トイレのドアか冷蔵庫やレンジの正面に貼り付けておけば、暗記の苦労を3割くらいは、軽くしてくれるでしょう。
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