第47問は、「景品表示法」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。知らない規定が出ても、常識を働かせて、解答してみてください。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「ふつう」です。
常識的に考えてください。
本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。
本問は、「正しいもの」を選ぶ問題です。
問題文には、別段、注意すべき設定はありません。
ところで、過年度の試験問題を見たい方は、後述する「参考リンク」を活用ください。
選択肢1の「インターネット上に掲載した賃貸物件の広告について、掲載直前に契約済みとなったとしても、消費者からの問合せに対し既に契約済みであり取引できない旨を説明すれば、その時点で消費者の誤認は払拭されるため、不当表示に間われることはない。」ですが、誤った記述です。
もう既に契約済みで、貸せる実体がないのに広告することは、「おとり広告」に該当します。
まあ、常識的に考えて、ダメだと判別できます。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2の「宅地の造成及び建物の建築が禁止されており、宅地の造成及び建物の建築が可能となる予定がない市街化調整区域内の土地を販売する際の新聞析込広告においては、当該土地が市街化調整区域内に所在する旨を16ポイント以上の大きさの文字で表示すれば、宅地の造成や建物の建築ができない旨まで表示する必要はない。」ですが、誤った記述です。
選択肢の場合、「市街化調整区域。宅地の造成や建物の建築ができない」と、明示することになっています。
ときおり、不動産のチラシで目にする文言です。一度、チェックしてみてください。
んで、当該表記ですが、原則として、16ポイント以上の文字を使用します。
数字部分も、必ず、押えておいてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「半径300m以内に小学校及び市役所が所在している中古住宅の販売広告においては、当該住宅からの道路距離の表示を省略して、「小学校、市役所近し」と表示すればよい。」ですが、誤った記述です。
この場合、道路距離を明示する必要があります。
まあ、どちらが、消費者に誠実かを考えれば、判別できるかと思われます。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「近くに新駅の設置が予定されている分譲住宅の販売広告を行うに当たり、当該鉄道事業者が新駅設置及びその予定時期を公表している場合、広告の中に新駅設置の予定時期を明示して表示してもよい。」ですが、正しい記述です。
運行主体が公表したものに限り、新設予定時期を明示できます。
できる場合とできない場合とを、テキストでチェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「誤」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
本問は、「正しいものはどれか?」の問題なので…、
正解:4
…と相なります。
当該年度のぜんぶの問題(1~50)のリンクは、「こちら」です。
類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「宅建「その他」の「景品表示法」の過去問リスト」を一読ください。
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はじめて法律を学ぶ方は「宅建(初学者向け)」を、参考にしてください。
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