49問‐H28の過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 平成28年度(2016年度)宅地建物取引士:第49問は、「土地」の問題です。深層崩壊、まさ土地帯、がけ崩れといった選択肢で構成されています。見慣れる語句が出てきますが、テキストを精読していれば、穏当に解けるかと思います。落とせない1問です。

49問‐土地

 

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難易度・優先順位ひとこと

 本問のレベルは「ふつう」です。

 本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。

解説

 本問は、「不適当なもの」を選ぶ問題です。

 問題文には、別段、注意すべき設定はありません。

 ふつうに解いていってください。

 ところで、過年度の試験問題を見たい方は、後述する「参考リンク」を活用ください。

選択肢1

 選択肢1の「豪雨による深層崩壊は、山体岩盤の深い所に亀裂が生じ、巨大な岩塊が滑落し、山間の集落などに甚大な被害を及ばす。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 まあ、常識的に、そうかなと思えるはずです。

 難しく考えず、選択肢に当たってください。

 よって、選択肢は、「適当」となります。

選択肢2

 選択肢2の「花崗岩が風化してできた、まさ土地帯においては、近年発生した土石流災害によりその危険性が再認識された。」ですが、正しい記述です。

 これまた、そのとおりの記述です。

 災害のニュースに接したら、丁寧に見るようにしましょう。それだけでも、結構な勉強となります。

 よって、選択肢は、「適当」となります。

選択肢3

 選択肢3の「山や火山麓の地形の中で、土石流や土砂崩壊による堆積でできた地形は危険性が低く、住宅地として好適である。」ですが、誤った記述です。

 常識的に考えれば、土石流や土砂崩壊による堆積でできた地形は、危ないとわかるはずです。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「不適当」となります。

選択肢4

 選択肢4の「丘陵地や台地の縁辺部の崖崩れについては、山腹で傾斜角が25度を超えると急激に崩壊地が増加する。」ですが、正しい記述です。

 これまた、常識的に考えてみてください。

 並行して、テキストも読み込んでおきましょう。

 よって、選択肢は、「適当」となります。

答え

 「1」は「適当」です。

 「2」は「適当」です。

 「3」は「不適当」です。

 「4」は「適当」です。

 本問は、「不適当なものはどれか?」の問題なので…、

 正解:3

 …と相なります。

 >>> 次の問題へ。


参考リンク

 当該年度のぜんぶの問題(1~50)のリンクは、「こちら」です。

 類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「宅建「その他」の「土地・建物」の過去問リスト」を一読ください。

独学向け教材

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 はじめて法律を学ぶ方は「宅建(初学者向け)」を、参考にしてください。

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宅建のこまごましたもの

 試験勉強については、「宅地建物取引士(宅建)の独学」を、参考にしてください。

 「宅建」という資格を、より知りたい方は、「資格ガイド Sランク資格:宅地建物取引士」を、一読願います。

 ブログに試験勉強に関する記事を投稿しています。興味のある方は、「宅建タグの投稿記事」を、お目汚しください。

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