41問‐H27の過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

41問‐営業規制

 

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難易度・優先順位ひとこと

 本問のレベルは「ふつう」です。

 「違反しないものはいくつあるか?」の問題ですが、大丈夫でしょう。

 本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。

解説

 これといった指示はありません。

 ふつうに解けばいいです。

 なお、本問には、類似問題があるので、後述する「参考リンク」を活用ください

選択肢ア

 選択肢アの…

 A:眺望の良さが気に入った。隣接地は空地だが、将来の眺望は大丈夫なのか。

 B:隣接地は、市有地で、現在、建築計画や売却の予定がないことを市に確認しました。将来、建っとしても公共施設なので、市が眺望を遮るような建物を建てることは絶対ありません。ご安心ください。」ですが、誤った記述です。

 いわゆる、「断定的な判断の提供」です。

 「絶対ありません」のところが、誤りだとわかります。もしかしたら、タワー的なものや超高層の市役所ができるかもしれません。

 よって、選択肢は、「違反する」となります。

選択肢イ

 選択肢イの…、

 A:先日来たとき、5年後の転売で利益が生じるのが確実だと言われたが本当か。」

 B:弊社が数年前に分譲したマンションが、先日高値で売れました。このマンションはそれより立地条件が良く、また、近隣のマンション価格の動向から見ても、5年後値上がりするのは間違いありません。」ですが、誤った記述です。

 これまた、常識的に判断できるかと思います。

 先と同じで、「断定的な判断の提供」は、不当勧誘となります。

 よって、選択肢は、「違反する」となります。

選択肢ウ

 選択肢ウの…、

 A:購入を検討している。貯金が少なく、手付金の負担が重いのだが。

 B:弊社と提携している銀行の担当者から、手付金も融資の対象になっていると聞いております。ご検討ください。」ですが、正しい記述です。

 手付金については、「手付の貸与」や「信用の供与」が禁じられています。

 選択肢では、単なる、融資のあっせんでしかないので、違反はしていません。

 よって、選択肢は、「違反しない」となります。

選択肢エ

 選択肢エの…、

 A:昨日、申込証拠金10万円を支払ったが、都合により撤回したいので申込証拠金を返してほしい。

 B:お預かりした10万円のうち、社内規程上、お客様の個人情報保護のため、申込書の処分手数料として、5000円はお返しできませんが、残金につきましては法令に従いお返しします。」ですが、誤った記述です。

 選択肢のいう「申込証拠金」は、一種の「預り金」なわけですが、名目はどうであれ、全額を返還しないのは、「預り金の返還の拒否の禁止」に該当します。

 よって、選択肢は、「違反する」となります。

答え

 「ア」は「違反する」です。

 「イ」は「違反する」です。

 「ウ」は「違反しない」です。

 「エ」は「違反する」です。

 本問は、「違反しないものはいくつあるか?」ですので…

 正解:1

 …と相なります。

 >>> 次の問題へ。


参考リンク

 当該年度のぜんぶの問題(1~50)のリンクは、「こちら」です。

 当該年度の「宅建業法」だけ、問題演習をしたい人は、「H27 宅建業法一覧リスト」を、ご利用ください。

 類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「宅建業法「手付金」の過去問リスト」や「宅建業法「手付貸与の禁止」の過去問リスト」を、活用ください。

独学向け教材

 宅建の独学向け教材には、「2系統」あります。

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 試験勉強については、「宅地建物取引士(宅建)の独学」を、参考にしてください。

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