14問‐H27の過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 第14問は、「不動産登記法」の問題です。かなり細かい出題のため、テキストをきっちり読んでいても、確答は難しいです。本試験なら「後回し」の問題です。まあ、チェックだけはしておきましょう。

14問‐不動産登記法

 

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難易度・優先順位ひとこと

 本問のレベルは「難」です。

 困難な選択肢が複数あるため、厳しい問題です。

 ギリギリまで選択肢を絞って、後は、天に任せましょう。

 本問の答えは、「こちら(記号のみ)」です。

解説

 本問は、「誤っているもの」を選ぶ出題形式です。

 別段、複雑な指示はないので、ふつうに選択肢の1つ1つを解けばいいです。

 なお、本問には、類似問題があるので、後述する「参考リンク」を活用ください。

選択肢1

 選択肢1の「登記事項証明書の交付の請求は、利害関係を有することを明らかにすることなく、することができる。」ですが、正しい記述です。

 誰でも、登記事項証明書の交付を請求できます。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢2

 選択肢2の「土地所在図、地積測量図,地役権図面、建物図面及び各階平面図を除く登記簿の附属書類の閲覧の請求は、請求人が利害関係を有する部分に限り、することができる。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりです。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢3

 選択肢3の「登記事項証明書の交付の請求は、請求情報を電子情報処理組織を使用して登記所に提供する方法によりすることができる。」ですが、正しい記述です。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢4

 選択肢4の「筆界特定書の写しの交付の請求は、請求人が利害関係を有する部分に限り、することができる。」ですが、誤った記述です。

 誰でも、筆界特定書の写しの交付を請求できます。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「1」は「正」です。

 「2」は「正」です。

 「3」は「正」です。

 「4」は「誤」です。

 本問は、「誤っているものはどれか?」ですので…

 正解:4

 …と相なります。

 >>> 次の問題へ。

参考リンク

 当該年度のぜんぶの問題(1~50)のリンクは、「こちら」です。

 当該年度の「権利関係」だけ、問題演習をしたい人は、「H27 権利関係一覧リスト」を、ご利用ください。

 当該論点の勉強には、「宅建「不動産登記法」の過去問リスト」を、活用ください。


独学向け教材

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 試験勉強については、「宅地建物取引士(宅建)の独学」を、参考にしてください。

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