登録販売者の試験科目「適正使用」の対策ページ。このページでは、「使用(服用)しない」の「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」について、医薬品でも出そうなところ・ド定番成分・勉強しやすいところを見ていく。「医薬品的な問題」が増えてきたので、その対策を取りたい人向けのページ。「語呂合わせ」あります。
「使用(服用)しない」の「運転操作しない」ですが、福岡県試験でストレートに問われました。
当該運転操作しないは、「適正使用」で実によく問われるようになった論点です。
シッカリ押さえておきましょう。
語呂ですが、個々の「理由」から、成分を当てさせる問題も考えられます。
たとえば、「目のかすみ、異常なまぶしさを生じるため、運転操作しないことになっている成分はどれか?」といった出題です。
当該設問の場合、ジフェンヒドラミンとかの「眠気等」が理由の成分は、除外されることになります。
こうした点に配慮して、「理由」ごとの語呂を作ってます。
まあ、ここまで問われないと思いますが、一応、留意だけはしてください。
「眠気等」が「理由」となる成分は…、
「ジフェンヒドラミン塩酸塩、クロルフェニラミンマレイン酸塩等の抗ヒスタミン成分
「コデインリン酸塩水和物、ジヒドロコデインリン酸塩」
「ブロモバレリル尿素、アリルイソプロピルアセチル尿素」
「ロペラミド塩酸塩」
「ロートエキス」
…となっています。
くだらない語呂ですが、「稀に来る富士のヒドラ、ここで、尿エキス、ぺろ。」です。
語呂の詳細は…、
稀に来る・・・まれにくる・・・“ク”ロ“ル”フェニラミン“マレ”イン
富士のヒドラ・・・ふじのヒドラ・・・“ジフ”ェン“ヒドラ”ミン
ここで・・・ココデ・・・“コ”デインリン酸塩水和物、ジヒドロ“コデ”インリン酸塩、
尿・・・ブロモバレリル“尿”素、アリルイソプロピルアセチル“尿”素
エキス・・・ロート“エキス”
ぺろ・・・ペロ・・・「逆」・・・ロペ・・・“ロペ”ラミド塩酸塩
…といった次第です。
少々アレで強引な語呂ですが、出題実績があるところなので、我慢して憶えてください。
なお、「ジフェンヒドラミン」の「富士のヒドラ」のところですが、いい語呂が浮かばなかったので、「富士・・・ふじ・・・「逆」・・・ジフ」となっているので、アレしてください。
「眠気等」グループは、「稀に来る富士のヒドラ、ここで、尿エキス、ぺろ。」で、凌いでください。
配偶者の近くでブツブツ唱えれば、格好の嫌がらせになります。
冗長ですが、「医薬品」の各ページのリンクを挙げておきます。
参考:ジフェンヒドラミン塩酸塩
参考:コデインリン酸塩
参考:ジヒドロコデインリン酸塩
参考:ブロモバレリル尿素
参考:ロートエキス
参考:ロペラミド塩酸塩
令和6年度(2024年度)の手引き改正にて、先の「眠気等」のために「運転操作しない」成分に、以下の…、
・デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物
・フェノールフタリン酸デキストロメトルファン(鎮咳去痰薬のみ)
…が追加されました。
当該2成分は、先の語呂合わせに入ってないので、「ストローくわえたまま運転しちゃダメ」くらいに押さえてください。
語呂のストローですが、「デキ“ストロ”メトルファン臭化水素酸塩水和物」と「フェノールフタリン酸デキ“ストロ”メトルファン」ともに、名称に「ストロ」があるので、そこに着目しました。
使えそうな語呂でしたら、使ってみてください。
「デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物」ですが、「鎮咳成分」で、「かぜ薬」と「鎮咳去痰薬」に出てきます。
念のため、「医薬品」へのリンクを挙げると…、
…です。
次に、「フェノールフタリン酸デキストロメトルファン」ですが、「鎮咳成分(非麻薬性鎮咳成分)」で、「鎮咳去痰薬」に登場します。リンクは…、
…となっています。
成分の特徴等に不安のある方は、チェックしておきましょう。
「眠気、目のかすみ、異常なまぶしさを生じることがあるため」が「理由」となる成分は、「スコポラミン臭化水素酸塩、メチルオクタトロピン臭化物」となっています。
くだらない語呂ですが、「めっちゃ崇高なタコ」です。
語呂の詳細は…、
めっちゃ・・・“メチ”ルオクタトロピン臭化物
崇高な・・・すうこう・・・“スコ”ポラミン臭化水素酸塩
タコ・・・メチル“オクタ”トロピン臭化物
…となっています。
「メチルオクタトロピン臭化物」ですが、憶えにくいので、語呂中に2個含ませました。
補足ですが、「オクタ」とは、ギリシャ数字の「8」で、タコの英語「オクトパス」も、当該オクタから来ています。
んなもんで、「タコ・・・オクタ」と、語呂ってます。
当該2つの成分は、「眠気」と「目のかすみ、異常なまぶしさ」の2つなので、ここまで問われることはないと思いますが、チェックしておきましょう。
冗長ですが、「医薬品」の各ページのリンクを挙げておきます。
参考:スコポラミン臭化水素酸塩
「目のかすみ、異常なまぶしさを生じることがあるため」が「理由」となる成分は、「ピレンゼピン塩酸塩、スコポラミン臭化水素酸塩水和物・メチルオクタトロピン臭化物“以外の”抗コリン成分」となっています。
先項で見たのは、「スコポラミン臭化水素酸塩水和物・メチルオクタトロピン臭化物」です。
今から見るのは、「スコポラミン臭化水素酸塩水和物・メチルオクタトロピン臭化物“以外の”抗コリン成分」です。
初見だと混乱するので、注意してください。
くだらない語呂ですが、「コリがピン」です。
語呂の詳細は…、
コリ・・・抗“コリ”ン成分
ピン・・・ピレンゼ“ピン”塩酸塩
…といった寸法です。
蛇足ですが、「理由」の相違は、まず問われないと思います。
んなもんで、まずは、「抗コリン成分とピレンゼピン塩酸塩は、運転操作ダメ」を、優先して憶えましょう。
なお、「ピレンゼピン塩酸塩」ですが、「胃腸薬」の「胃液分泌抑制成分」です。
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