「使用(服用)しない」の「小児」【語呂あり】

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 登録販売者の試験科目「適正使用」の対策ページ。このページでは、「使用(服用)しない」の「小児」について、医薬品でも出そうなところ・ド定番成分・勉強しやすいところを見ていく。「医薬品的な問題」が増えてきたので、その対策を取りたい人向けのページ。「語呂合わせ」あります。

ポイント

 

 「使用(服用)しない」の「小児」ですが、「医薬品」でド定番のものばかりのため、応じて、「適正使用」でも、問われる可能性が実に高いです。

 当該「小児」の論点は、「15歳未満の小児」と「6歳未満の小児」と「3歳未満の小児」の3つの項目があります。

 15歳には、語呂あわせがあります。

 6歳と3歳には、憶え方があります。

 “ぜんぶ出るので”、キッチリ押えましょう。

15歳未満の小児

 「15歳未満の小児」で「使用しない」のは、「アスピリン系」、「プロメタジンテオクル酸塩」、「イブプロフェン」、「抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬(睡眠改善薬)」、「オキセサゼイン」、「ロペラミド」です。

 ぜんぶ、「医薬品」で問われているものばかりです。

 ゼッタイに押えておきましょう。

 語呂合わせで、一部の成分は、押えられます。

 語呂は「沖さんは、15禁プロメタルオペラ」です。

 語呂の詳細は…、

 沖さん・・・“オキ”セ“”ゼイ“

 15禁・・・“15”歳未満の小児

 プロメタル・・・“プロメタ”ジンテオク“”酸塩

 オペラ・・・ロ“ペラ”ミド

 …です。

 成分の半分以上は、先の語呂で把握できるので、くだらないのは重々承知ですが、活用してみてください。

アスピリン系・・・15未小児ダメ

 さて、解熱鎮痛成分の「アスピリン系」ですが、ここで言うのは、「アスピリン、アスピリンアルミニウム、サザピリン、プロメタジンメチレンジサリチル酸塩、サリチル酸ナトリウム」が該当します。

 「アスピリン、アスピリンアルミニウム、サザピリン」は、「医薬品」でおなじみなので、大丈夫かと思います。

 しかし、「プロメタジンメチレンジサリチル酸塩、サリチル酸ナトリウム」は、「適正使用」でしか、登場しません。

 試験傾向的に、「適正使用」では、その独自の成分が問われます。

 ガチ暗記は無用ですが、「プロメタジンメチレンジサリチル酸塩、サリチル酸ナトリウム」は、「アスピリン系」で、「15未満小児ダメ」と、把握できるようにしておきましょう。

 次に、「理由」ですが、問題文に採用されることが多いので、チェックしておくべきです。

 「外国において、ライ症候群の発症との関連性が示唆されているため。」が「理由」です。

 キーワードの「ライ症候群」は、ガチ暗記です。

 冗長ですが、「医薬品」へのリンクを挙げておきます。

 参考:アスピリン

 参考:サザピリン

プロメタジンテオクル酸塩・・・15未小児ダメ

 「鎮暈薬」の「抗ヒスタミン成分」である「プロメタジンテオクル酸塩」ですが、固有論点なので、「医薬品」でも必ず問われます。

 「プロメタジンテオクル酸塩・・・15未小児ダメ」と、ガチ暗記です。

 「理由」は、「外国において、乳児突然死症候群、乳児睡眠時無呼吸発作のような致命的な呼吸抑制が現れたとの報告があるため。」です。

 キーワードの「乳児突然死症候群・乳児睡眠時無呼吸発作」ともども、押えておきましょう。

 参考:プロメタジンテオクル酸塩

イブプロフェン・・・15未小児ダメ

 「解熱鎮痛成分」でおなじみ「イブプロフェン」ですが、「15未小児ダメ」です。

 「理由」は、「一般用医薬品では、小児向けの製品はないため。」です。

 独特の言い回しなので、憶えやすいと思います。。

 「イブプロフェン」は、メジャー成分で、かつ、注意事項がたくさんあるので、ほぼ毎年、問われ続けています。

 すべての論点を、キッチリと押えましょう。

 参考:イブプロフェン

抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬(睡眠改善薬)・・・15未小児ダメ

 「抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬(睡眠改善薬)」ですが、「医薬品」では、「ジフェンヒドラミン塩酸塩」が該当します。

 「理由」は、「小児では、神経過敏、興奮を起こすおそれが大きいため。」です。

 効能とは正反対の副作用が出るため、「医薬品」でも、よく出ます。

 「神経過敏」と「興奮」は、ガチ暗記です。

オキセサゼイン・・・15未小児ダメ

 「胃腸鎮痛鎮痙薬」の「オキセサゼイン」ですが、「15未小児ダメ」です。

 「理由」は、「一般用医薬品では、小児向けの製品はないため。」です。

 シンプルだからこそ、出ます。押えておきましょう。

 参考:オキセサゼイン

ロペラミド・・・15未小児ダメ

 「止瀉成分」の「ロペラミド」も、「15未小児ダメ」です。

 「理由」は、「外国で乳幼児が過量摂取した場合に、中枢神経系障害、呼吸抑制、腸管壊死に至る麻痺性イレウスを起こしたとの報告があるため」です。

 「ロペラミド」は、多々の論点があるので、キッチリと押えておきましょう。

 ロペラミド塩酸塩

6歳未満の小児

 「6歳未満の小児」が「ダメ」なのは、「胃腸鎮痛鎮痙薬」等の「アミノ安息香酸エチル」です。

 先の画像のように、「アミノ安息香酸エチル」の前後のカタカナが「アミノ」と「エチル」で、合計「6文字」なので、「6」繋がりで、「6歳未満ダメ」を憶えるとよいでしょう。

 「理由」は、「メトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため。」です。

 キーワードの「メトヘモグロビン血症」は、「医薬品」で頻出なので、ガチ暗記です。

 参考:アミノ安息香酸エチル

3歳未満の小児

 「3歳未満の小児」が「ダメ」なのは、「小腸刺激性瀉下成分」の「ヒマシ油類」です。

 先の画像のように、カタカナの「ヒマシ」が「3文字」なので、「3」繋がりで、「3歳未満ダメ」を憶えるとよいでしょう。

 「理由」は、試験の手引きでは、なぜか空白となっています。

 一応、押えておきましょう。

 参考:ヒマシ油

こまごましたもの

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