登録販売者茨城県過去問＋解説令和7年度（2025年度）第91問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、「医薬品」の「眼科用薬の事例問題」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

茨城県第91問‐眼科用薬の事例問題

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難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

選択肢a

　選択肢aの「クロモグリク酸ナトリウムは、肥満細胞からのヒスタミン遊離を抑える作用を示す。」ですが、正しい記述です。

　「クロモグリク酸ナトリウム」ですが、「ヒスタミンの遊離を抑える成分（抗アレルギー成分）」ですね。

　選択肢の言う「遊離を抑える作用」です。

　よって、選択肢は、「正」となります。

　なお、「肥満細胞からのヒスタミン遊離を抑える」ですよ、脂肪細胞でないので注意してください。

選択肢b

　選択肢bの「クロルフェニラミンマレイン酸塩は、炎症を生じた眼粘膜の組織修復を促す作用を示す。」ですが、誤った記述です。

　選択肢の言う「クロルフェニラミンマレイン酸塩」は、「抗ヒスタミン成分」です。「ヒスタミンの働きを抑えることにより、目の痒みを和らげることを目的」です。

　選択肢のいう作用は、「組織修復成分」のもので、「アズレンスルホン酸ナトリウム」があります。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

　選択肢cの「プラノプロフェンは、ヒスタミンの働きを抑えることにより、目の痒みを和らげる作用を示す」ですが、誤った記述です。

　選択肢の「プラノプロフェン」は、「非ステロイド性抗炎症成分」で、「炎症の原因となる物質の生成を抑える作用を示し、目の炎症を改善する効果を期待して用いられる」です。

　選択肢のいう記述は、「抗ヒスタミン成分」で、「ジフェンヒドラミン塩酸塩」などがあります。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

　「a」は「正」です。

　「b」は「誤」です。

　「c」は「誤」です。

　「正しい組み合わせ」は、

　正解：1

　さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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医薬品

令和7年度茨城県科目別

　・インデックス

　・薬事に関する法規と制度（第1～第20問）

　・医薬品に共通する特性と基本的な知識（第21～第40問）

　・人体の働きと医薬品（第41～第60問）

　・主な医薬品とその作用（第61～第100問）

　・医薬品の適正使用と安全対策（第101問～第120問）

独学向け教材

　使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集第4版」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

　登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

　登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

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