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登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

登録販売者試験では、試験問題の固有の特徴から、選択肢を正しく判別しているのに、最終的な解答を間違っていることがある。当該ケアレスミスによる失点は、何気に多数である。普段の問題演習のときから、「2回の念押し」をしてミスの発生を防ぐ。最終得点は2~3点は違うはずである。

ノーマルな「他項選択式」試験は、普通に選択肢を判別すれば、それが、ストレートに「最終解答」となります。

しかし、登録販売者では、“そうではない”ため、予想外の失点をやらかすことがあります。

結論から言うと、「2回、念を押して解答すると、ケアレスミスを防ぐことができて、その失点分だけ、得点を稼ぐことができる」ってな寸法です。

1問で2つの作業

登録販売者の本試験では、下の画像のような問題ばかりで構成されています。

とか…、

…といった手合いです。

この種の問題は、「1問で2作業」しなくてはなりません。つまり…、

作業1:選択肢を判別する。

作業2:判別に基づいて解答する。

…といった2過程を経て、最終的な解答をマークすることになるわけで、ここがケアレスミスの温床なのです。

緊張の糸が切れる

登録販売者の試験勉強でよくあるケアレスミスは、「選択肢の1つ1つの判別(要は○×)が合っているのに、解答に選んだものが間違っている」という、愚か過ぎるミスです。

当該ミスの発生原因は、作業1の「選択肢の判別」という“主たる作業”が終わったため、「緊張の糸が切れてしまう」ことにあります。

つまり、選択肢を無事に判別できたので、ふっと気が抜けてしまい、最終的な解答を、ついウッカリ選び間違う、といった寸法です。

問題演習をしていれば、この種の(あれ、この問題、どこ間違えたんだ?うわ、選び間違いかよ)というミスに、よくよく遭遇するはずです。

ミスを防ぐには、念押し2回

当該「最終解答を間違える」という、実につまらないケアレスミスを防ぐには、「2回、念を押してから、最終解答を選ぶ」という解き方をします。

先の1つ目の問題で言うと…、

…選択肢の判別は、「a」は「×」で、「b」は「○」で、「c」も「○」となります。

んで、ここからが「肝」です。

選択肢を判別したので、下の表から「正しい組み合わせを選ぶ」わけです。

一見すれば、即、「4番」を選ぶことができます。

しかし、ここで、「× ○ ○」と、正しい選択肢の○×を確認します。

んで、表の「4番」のところに、指を置いて、「×」、「○」、「○」ってな感じで、正しい解答になっているかを確かめます。

ほいで、です。

またまた、念を入れて、選択肢の判別の「× ○ ○」を確認します。

んで、再度、表のところで、「×」、「○」、「○」、よしっ!てな感じで、“指差し確認”をして、最終解答をする(マークする)ってな塩梅です。

こんな次第で、「選択肢の判別」と「その判別に基づいた解答選び」を、2回、念には念を入れて行なう、といった次第です。

こうすると、先述した「選択肢の1つ1つの判別(要は○×)が合っているのに、解答に選んだものが間違っている」というケアレスミスを、極限まで抑えられるといった寸法です。

なお、先の例題の解説です。

「a」の「医薬品が人体に及ぼす作用は複雑かつ多岐に渡るが、一般用医薬品については、そのすべてが解明されている」ですが、「すべて」ではありません。

よって、「a」は、「×」と相なります。

「すべて」と「のみ」のある選択肢に注意する‐登録販売者」を参考にしてみてください。

「b」の「一般の生活者が一般用医薬品の添付文書や製品表示に記載された内容を見ただけでは、効能効果や副作用等について誤解や認識不足を生じることもある」ですが、その通りです。

誤解や認識不足を生じることがあるから、医薬品の販売においては、薬剤師や登録販売者の設置が義務付けられている、ってな寸法です。

よって、「b」は、「○」と相なります。

「c」の「一般用医薬品の販売に従事する専門家においては、医薬品の有効性、安全性等に関する新しい情報の把握に努める必要がある」ですが、その通り、「努力義務」があります。

よって、「c」は、「○」と相なります。

んなもんで、「a」は「×」で、「b」は「○」で、「c」も「○」となり、「× ○ ○」の組み合わせの「4」が最終解答となる、ってな寸法です。

例題2

「2回念押し」の2つ目の例です。

…選択肢の判別は、「a」は「×」で、「b」は「○」で、「c」も「○」、最後の「d」は「×」となります。

正しい選択肢は、「b」と「c」となります。んなもんで、最終解答は、「b,c」となっている「3番」と相なります。

「2回念押し」して解答するなら…、

まず、「b:○」「c:○」と、指先で判別を確認したうえで、選択肢の「3番」のところに指をおき、「b,c」「b,c」、よしっ!と“確かめた”上で、再び、「b ○」「C ○」んなもんで「b,c」の「3番」、よしっ!とやって、最終解答に「3番」を選ぶってな次第です。

なお、先の問題の解説です。

「a」の「フマル酸第一鉄は、糖質・脂質・タンパク質の代謝をする際に働く酵素の構成物質であり、エネルギー合成を促進することを目的として用いられる」ですが、「フマル酸第一鉄」は「鉄分の補充目的」で配合されます。

よって、「a」は「×」となります。

なお、「エネルギー合成促進」は、「マンガン」です。

「b」の「銅はヘモグロビンの産生過程で、鉄の代謝や輸送に重要な役割を持つ」ですが、そのとおりの記述です。

よって、「b」は「○」となります。

「c」の「ビタミンCは、消化管内で鉄が吸収されやすい状態に保つことを目的として用いられる」ですが、その通りです。

よって、「c」は「○」となります。

なお、ビタミンCのところが、「アスコルビン酸類」で出ることもあるので注意です。

「d」の「マンガンは、赤血球ができる過程で必要不可欠なビタミンB12の構成成分である」ですが、先に見たように、「マンガン」は、「エネルギー合成を促進する」成分です。

よって、「d」は「×」となります。

なお、「ビタミンB12の構成成分」は、「コバルト」です。ビタミンB12は別名「コバラミン」ですので、「コバ」繋がりで憶えるとよいでしょう。

従って、正しいのは「b」と「c」で、よって、最終解答は「3番」と相なる次第です。

まとめ

登録販売者試験は、「1問」で「2作業」あるので、出題者にとっては、「1問で2回、受験生を落とすことのできるおいしい」問題なのですが、受験生にとっては、「1問で、倍の神経を使う」といった次第で、配偶者のように厄介です。

無策で本試験に臨むと、試験という独特の空気にのまれて、普段しないミスをします。

普段の問題演習の時から、「2回の念押し」をして解答するように、癖づけておいてください。

「これ」だけの作業で、最終得点は2~3点上がるはずです。つまり、ケアレスミスによる失点を防ぐことができて、点数を上乗せできる、という次第です。

ところで、当方、本試験にて、上記「2回の念押し」で解答しても、見直しの際に、「選択肢の判別は正しいのに、マークした解答が間違っていた」ことが、1問ありました。

こういうとアレですが、試験慣れしているわたしですら、しかも、最終解答でケアレスミスが多いことを知っていて、それに対する対策を練っていても、取れるはずの“1問”を落としていた事実を、頭の片隅においてほしいです。

登録販売者試験は、本当に当該ケアレスミスが起きやすい問題形式です。「ケアレスミスをするだろう」ことを前提に、試験に臨んでください。

2回念押し解答が(メンドクサイな)と思った人は、ケアレスミスで選んだ配偶者の顔を、思い浮かべてください。十分に、痛い目に遭ったのではないでしょうか?きゅっと身が引き締まるはずです。

勝ってなくても、兜の緒は締めなくてはいけません。

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