本問は、「医薬品」の「婦人薬」の問題です。漢方処方製剤の選択肢が1つあり、これに正解しないと、最終解答が合いません。ギリギリまで解いて、後は、運を天に任せましょう。
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本問の難易度は、「難」です。
選択肢aの「妊娠中の女性ホルモン成分の摂取によって、胎児の先天性異常の発生が報告され ているため、妊婦又は妊娠していると思われる女性では使用を避ける必要がある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「妊娠中の女性ホルモン成分の摂取によって胎児の先天性異常の発生が報告されており、妊 婦又は妊娠していると思われる女性では使用を避ける必要がある。」
「吸収された成分の一部が 乳汁中に移行することが考えられ、母乳を与える女性では使用を避けるべきである。」
…とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「人工的に合成された女性ホルモンの一種であるエチニルエストラジオールは、エ ストラジオールを補充するもので、膣 粘膜又は外陰部に適用されるものがある。」ですが、正しい記述です。
「エストラジオール・エチニルエストラジオール 」の正しい記述です。
手引きには…、
「エストラジ オールを補充するもので、膣 粘膜又は外陰部に適用されるものがある。これらの成分は適用 部位から吸収されて循環血液中に移行する」
…とあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「女性の月経や更年期障害に伴う諸症状の緩和に用いられる主な漢方処方製剤として、温清飲、加味逍遙散、四物湯、当帰芍薬散 があげられるが、いずれの製剤に も構成生薬としてカンゾウが含まれている」ですが、誤った記述です。
「加味逍遙散 」には、カンゾウが入っています。
しかし、「温清飲 」や「四物湯」、「当帰芍薬散 」 には、カンゾウが入っていません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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