本問は、「医薬品」の「眠気を防ぐ薬(眠気防止薬)」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「カフェインには、作用は弱いながら反復摂取により依存を形成するという性質が ある。」ですが、正しい記述です。
「カフェイン 」のそのとおりの記述です。
手引きには…、
「カフェインには、作用は弱いながら反復摂取により依存を形成するという性質がある ため、「短期間の服用にとどめ、連用しないこと」という注意喚起がなされている。」
…とあります。
「適正使用」でも出るので、要チェックです。
参考:連用しない各種
コーヒーや紅茶をよく飲む人なら、実感が湧くかと思います。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「服用されたカフェインは、吸収されて循環血液中に移行するが、血液-胎盤関門 を通過できないため、妊婦が服用してもカフェインは胎児には到達せず、胎児の 発達に影響を及ぼさないことが知られている。」ですが、誤った記述です。
んなーこたない、と突っ込む選択肢です。
一読したら判断できるかと思いますが、手引きには…、
「妊娠中の眠気防止薬の使用が胎児に影響を及ぼすか否かは明らかにされていないが、」
「吸収され て循環血液中に移行したカフェインの一部は、血液-胎盤関門を通過して胎児に到達することが知 られており、胎児の発達に影響を及ぼす可能性がある。」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「カフェインは、脳に軽い興奮状態を引き起こし、一時的に眠気や倦 怠感を抑える 効果がある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「カフェインには胃液分泌亢 進作用があり、副作用として胃腸障害(食欲不振、悪 心・嘔 吐)が現れることがある」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きには…、
「安全使用の観点から留意すべき作用に、胃液分泌亢 進作用があり、その結果、副作用として胃 腸障害(食欲不振、悪心・嘔 吐)が現れることがある。」
「胃酸過多の人や胃潰瘍のある人は、服用を 避ける。また、心筋を興奮させる作用もあり、副作用として動悸 が現れることがある。心臓病の ある人は、服用を避ける。」
…とあります。
「カフェイン」は、「適正使用」でもよく出るので、精読しておきましょう。
まあ、コーヒーなどを飲み過ぎて、気分が悪くなった人もいるかと思うので、正誤はカンタンかと思います。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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