登録販売者 茨城県 過去問+解説 令和7年度(2025年度)第62問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「医薬品」の「解熱鎮痛薬及び頭痛」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

茨城県 第62問‐解熱鎮痛薬及び頭痛

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「解熱鎮痛薬は、頭痛に対し、症状が軽いうちに服用すると効果的であるので、予 防として発症する前から積極的に使用するべきである。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「予 防として発症する前から積極的に使用するべきである」のところです。

 基本的に、薬は予防的に摂取することは不適当です。また、積極的に摂取するのも、不適当ですね

 手引きには…、

 「解熱鎮痛薬は、頭痛の症状が軽いうちに服用すると効果的であるが、症状が現 れないうちに予防的に使用することは適切でない

 …とあります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「解熱鎮痛薬の連用により頭痛が常態化することはない。」ですが、誤った記述です。

 全体的に間違ってますね。

 手引きには…、

 「解熱鎮痛薬の連用により頭痛が常態化する ことがあるので注意を要する

 …とあります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「頭痛が頻繁に出現して24時間以上続く場合や、一般用医薬品を使用しても痛み を抑えられない場合は、自己治療で対処できる範囲を超えていると判断される。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 テキストで確認しておきましょう。

 まあ、素直に文面を読めば、一般用医薬品の範疇を超えてるなと思えますよね。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「頭痛の発症とその程度には、頭痛が起こるのではないかという不安感も含め、心 理的な影響が大きい」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 手引きには…、

 「頭痛の発症とその程度には、頭痛が起こるのでないかという不安感も含め、心理的な 影響が大きい。」

 …とあります。

 不安な人は、テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:4

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医薬品

 61問:漢方処方製剤(かぜ)

 62問:解熱鎮痛薬及び頭痛

 63問:解熱鎮痛薬

 64問:眠気を促す薬

 65問:眠気を防ぐ薬(眠気防止薬)

 66問:眠気を防ぐ薬(眠気防止薬)2

 67問:鎮暈薬(乗物酔い防止薬)

 68問:小児の疳(漢方・生薬)

 69問:鎮咳去痰薬

 70問:鎮咳去痰薬の成分

 71問:口腔咽喉薬・うがい薬(含嗽薬)

 72問:高コレステロール改善薬

 73問:貧血用薬(鉄製剤)

 74問:循環器用薬

 75問:強心薬

 76問:婦人薬

 77問:内服アレルギー用薬

 78問:ヒスタミン

 79問:鼻に用いる薬

 80問:妊娠検査薬

 81問:健胃を目的とした生薬成分

 82問:医薬品の相互作用

 83問:腸の薬

 84問:胃腸薬の事例問題

 85問:胃腸鎮痛鎮痙薬

 86問:浣腸薬

 87問:駆虫薬

 88問:痔疾用薬

 89問:生薬(泌尿器用薬)

 90問:眼科用薬

 91問:眼科用薬の事例問題

 92問:皮膚に用いる消毒薬

 93問:外皮用薬

 94問:歯や口中に用いる薬

 95問:禁煙補助剤

 96問:滋養強壮保健薬

 97問:漢方処方製剤

 98問:消毒薬

 99問:衛生害虫の種類と防除

 100問:殺虫剤・忌避剤

令和7年度 茨城県 科目別

 ・インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

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