本問は、「医薬品」の「衛生害虫の種類と防除」についての問題です。難しいところはありません。テキストや過去問で、基礎・基本事項を押えて臨んでください。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「燻 蒸処理は、ゴキブリの卵内にも医薬品の成分が浸透するため、殺虫効果が高い。」ですが、誤った記述です。
全体的に間違ってますね。
手引きには…、
「燻 蒸処理を行う場合、ゴキブリの卵は医薬品の成分が浸透しない殻で覆われているため、 殺虫効果を示さない。」
「そのため3週間位後に、もう一度燻 蒸処理を行い、孵 化した幼虫を駆 除する必要がある」
…とあります。
定番論点です。
数字の「3週間位後」ともども、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢bの「シラミは、種類ごとに宿主を厳密に選択しないため、ペット等に寄生しているシ ラミによる被害がしばしば発生している。」ですが、誤った記述です。
これも、全体的に間違ってます。
手引きには…、
「シラミの種類ごとに寄生対象となる動物が決まっているため、ヒト以外の動物に寄生する シラミがヒトに寄生して直接的な害を及ぼすことはない」
…とあります。
ヒトに寄生するシラミ(コロモジ ラミ、アタマジラミ、ケジラミ等)を、主に駆除することになります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「トコジラミは、シラミの一種でなくカメムシ目に属する昆虫で、ナンキンムシと も呼ばれる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
最近流行しているので、皆さんも注意してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「屋内塵 性ダニであるヒョウヒダニ類やケナガコナダニは、ヒトを刺すことはない が、ダニの糞 や死骸がアレルゲンとなって気管支喘 息やアトピー性皮膚炎などを引 き起こすことがある」ですが、正しい記述です。
ダニは、アレルゲンの1つですね。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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