ジフェンヒドラミン塩酸塩は、「眼科用薬」の「抗ヒスタミン成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「抗ヒスタミン成分」
「ヒスタミンの働きを抑えることにより、目の痒みを和らげることを目的として、」
「ジフェンヒドラミン塩酸塩、クロルフェニラミンマレイン酸塩、ケトチフェンフマル酸塩等の抗ヒスタミン成分が配合されている場合がある。」
「鼻炎用点鼻薬と併用した場合には、眠気が現れることがあるため、乗物又は機械類の運転操作を避ける必要がある。」
…と、相なります。
ご存じのように、「ジフェンヒドラミン塩酸塩」は、「眼科用薬」の「抗ヒスタミン成分」として登場します。
当該成分の配合された市販薬ですが、わたしが調べた範囲では、見当たりませんでした。興味のある方は、深く検索してみてください。
当該市販薬事情を受けてか、眼科用薬では、試験にはあまり出ません。出ても、基本的な出題に留まっています。
優先順位は、「ふつう」です。
ジフェンヒドラミン塩酸塩は…、
① ジフェンヒドラミン塩酸塩 ーーー 抗アレルギー成分
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「ジフェンヒドラミン塩酸塩 ーーー 抗アレルギー成分」ですが、誤った記述です。
ジフェンヒドラミン塩酸塩は、「抗ヒスタミン成分」です。
よって、①は、「×」となります。
抗ヒスタミンの配合された点眼薬を、鼻炎用点鼻薬と併用した場合は、眠気などが生じるので、車や機械の運転を避けます。
当該成分には、「適正使用」の「使用(服用)しない」の論点があるのですが、「睡眠鎮静薬:抗ヒスタミン成分 ジフェンヒドラミン塩酸塩」のほうにまとめています。一読願います。
んで、「抗ヒスタミン成分」の憶え方のコツは、「抗ヒスタミン成分の憶え方」を参考にしてみてください。
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「【第2類医薬品】ナザール「スプレー」(ポンプ) 30mL 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
「鼻に用いる薬」の他の「抗ヒスタミン成分」へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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