第46問は、「住宅金融支援機構」の問題です。もともとの制度が小難しいため、テキストを精読していても、判別に頭を悩ます選択肢ばかりです。手に負えそうにないなら、「捨て問」です。過去問演習では、ざっくりチェックだけしていればいいでしょう。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「難」です。
住宅金融支援機構の問題は、例年、解けない問題が多いです。
無理なら、他の問題に活路を見出しましょう。
本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。
本問は、「誤っているもの」を選ぶ問題です。
問題文には、別段、注意すべき設定はありません。
ところで、過年度の試験問題を見たい方は、後述する「参考リンク」を活用ください。
選択肢1の「機構は、団体信用生命保険業務として、貸付けを受けた者が死亡した場合のみならす、重度障害となった場合においても、支払われる生命保険の保険金を当該貸付けに係る債務の弁済に充当することができる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
選択肢の「使い回し」に備えて、テキストにチェックだけしておきましょう。
選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「機構は、直接融資業務において、高齢者の死亡時に一括償還をする方法により貸付金の償還を受けるときは、当該貸付金の貸付けのために設定された抵当権の効力の及ぶ範囲を超えて、弁済の請求をしないことができる。」ですが、正しい記述です。
考えようがなく、“そういうもの”なので、テキストにチェックだけ入れておきましょう。
選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「証券化支援業務(買取型)に係る貸付金の利率は、費付けに必要な資金の調達に係る金利その他の事情を勘案して機構が定めるため、どの金融機関においても同一の利率が適用される。」ですが、誤った記述です。
必ずしも、同一金利ではありません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
設問の「証券化支援業務」は、よく出るところです。時間がなければ、ここだけ、精読しておきましょう。
選択肢4の「証券化支援業務(買取型)において、機構による譲受けの対象となる住宅の購入に必要な資金の貸付けに係る金融機関の貸付債権には、当該住宅の購入に付随する改良に必要な資金も含まれる。」ですが、正しい記述です。
選択肢いうように、改良費も含まれています。
まあ、テキストにチェックだけ入れておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
本問は、「誤っているものはどれか?」の問題なので…、
正解:3
…と相なります。
当該年度のぜんぶの問題(1~50)のリンクは、「こちら」です。
類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「宅建「その他」の「住宅金融支援機構」の過去問リスト」を一読ください。
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はじめて法律を学ぶ方は「宅建(初学者向け)」を、参考にしてください。
んで、法学部卒等で、ある程度の素養のある人は、「宅建(経験者向け)」を、参考にしてください。
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試験勉強については、「宅地建物取引士(宅建)の独学」を、参考にしてください。
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