48問‐R2-10月の過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 第48問は、「統計」の問題です。

48問‐統計

 

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難易度・優先順位ひとこと

 この問題の「数字」を、憶える必要はありません。

 また、問われるのは、「数字」の『増減』なので、ここを意識して、各指標・数字に当たってください。

 本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。

選択肢1

 選択肢1の「令和2年地価公示(令和2年3月公表)によれば、平成31年1月以降の1年問の地価変動は、全国平均では、住宅地については下落であったが、商業地については上昇であった。」ですが、誤った記述です。

 住宅地については「上昇」で、商業地については「上昇」でした。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 「地価変動」が出ると把握すればいいです。

選択肢2

 選択肢2の「令和2年版土地白書(令和2年6月公表)によれば、土地取引について、売買による所有権の移転登記の件数でその動向をみると、令和元年の全国の土地取引件数は約131万件となり、前年に比べて大きく増加した。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「大きく増加した」のところです。

 正しくは、「横ばい」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢3

 選択肢3の「建築着工統計(令和2年1月公表)によれば、平成31年1月から令和元年12月までの持家及び分譲住宅の新設住宅着工戸数は前年に比べて増加したが、貸家の新設住宅着工戸数は減少した。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 「新設住宅着工戸数」は、頻出数字なので、受験のときは、最新の数字を押さえておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢4

 選択肢4の「平成30年度法人企業統計調査(令和元年9月公表)によれば、不動産業の売上高経常利益率は、平成26年度から平成30年度までの5年間は、いずれも5%以下となっている。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「5%以下」のところです。

 正しくは、「10%以上」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 「不動産業の売上高経常利益率」が出る、くらいに押えておけばいいです。

答え

 「1」は「誤」です。

 「2」は「誤」です。

 「3」は「正」です。

 「4」は「誤」です。

 本問は、「正しいものはどれか?」の問題なので…、

 正解:3

 …と相なります。

 >>> 次の問題へ。


参考リンク

 当該年度のぜんぶの問題(1~50)のリンクは、「こちら」です。

 類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「宅建「その他」の「統計」の過去問リスト」を一読ください。

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