47問‐R2-10月の過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 第47問は、おなじみ「景品表示法」の問題です。すべてテキスト記載事項で、基礎・基本的なものばかりです。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

47問‐景品表示法

 

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難易度・優先順位ひとこと

 本問のレベルは「ふつう」です。

 必ず、1点としましょう。

 本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。

解説

 ふつうに解いていってください。

 なお、本問には、類似問題があるので、後述する「参考リンク」を活用ください。

選択肢1

 選択肢1の「路地状部分(敷地延長部分)のみで道路に接する土地であって、その路地状部分の面積が当該土地面積のおおむね30%以上を占める場合には、路地状部分を含む旨及び路地状部分の割合又は面積を明示しなければならない。」ですが、正しい記述です。

 そのまんまですが、「路地状部分のみで道路に接する土地」で、「路地状部分の面積が当該土地面積のおおむね30%以上を占める場合」のときは、「旨」と「割合」と「面積」を明示する必要があります。

 テキスト記載事項です。

 「数字」のあるものは、狙われやすいので、セットバック(10%以上)や、傾斜地(30%以上)と整理しながら、憶えましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢2

 選択肢2の「新築住宅を販売するに当たり、当該物件から最寄駅まで実際に歩いたときの所要時間が15分であれば、物件から最寄駅までの道路距離にかかわらず、広告中に「最寄駅まで徒歩15分」と表示することができる。」ですが、誤った記述です。

 お馴染みの規定「道路距離80mにつき1分」で計算します。

 実際の時間ではありません。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢3

 選択肢3の「新築分譲住宅を販売するに当たり、予告広告である旨及び契約又は予約の申込みには応じられない旨を明瞭に表示すれば、当該物件が建築確認を受けていなくても広告表示をすることができる。」ですが、誤った記述です。

 いわゆる「広告開始時期の制限」です。確認等を受けた後でないと広告できないです。

 当該広告規制は、すべての業務がダメなんで、おさらいしておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢4

 選択肢4の「新築分譲マンションを販売するに当たり、住戸により管理費の額が異なる場合であって、すべての住戸の管理費を示すことが広告スペースの関係で困難なときは、全住戸の管理費の平均額を表示すればよい。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「平均額」のところです。

 正しくは、「最低額及び最高額のみで表示」です。

 よく出るところなので、チェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「1」は「正」です。

 「2」は「誤」です。

 「3」は「誤」です。

 「4」は「誤」です。

 本問は、「正しいものはどれか?」の問題なので…、

 正解:1

 …と相なります。

 >>> 次の問題へ。


参考リンク

 当該年度のぜんぶの問題(1~50)のリンクは、「こちら」です。

 類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「宅建「その他」の「景品表示法」の過去問リスト」を一読ください。

独学向け教材

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 試験勉強については、「宅地建物取引士(宅建)の独学」を、参考にしてください。

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