独学資格ガイド

危険物取扱者:乙種6類

(きけんぶつとりあつかいしゃ:おつしゅろくるい)

資格評価:2つ星

独学可否:独学合格は可能。管理人取得済み。


危険物取扱者:乙種6類とは?

 危険物取扱者:乙種6類(乙6)とは、求人数が平均で0件と、極めて限定的な求人しかない資格である。

 ちなみに、乙6は、過塩素酸、過酸化水素、硝酸・発煙硝酸といった「酸化性液体」の危険物を取り扱う際の資格である。

 乙種6類が対象としている酸化性液体の需要が高くないためか、応じて、乙6の求人需要も“ほとんどない”状況である。有資格者は、多くの事業所で充足されているのであろう。

 求人数及び求人機会からして、危険物取扱者の乙種6類を、積極的に取得する理由はない。乙種6類は「Cクラス」の資格である。

 勤め先から「取得してくれ」と言われるなどしてから取得しても少しも遅くない。

 なお、乙6は、危険物取扱者:甲種の受験資格となる。乙6の積極的な取得理由は“それくらい”しか見受けられない。

 ところで、免状の発行もそうそうには要らない。受けるにしても、とりあえず合格だけしておいて、必要に迫られたら免状の申請をしたらよいと、個人的に思う。

 わたし自身、免状を取得(発行)してみたが、これまでに、一切、何の出番もシャシャリない。(4類はそこそこあるんですよ。)

 参考:危険物取扱者・消防設備士の合格証(試験結果通知書)に有効期限はない=合格はずっと有効

 ハローワーク平均求人数:0人(2014/06/30)

 →最新データは、こちらまで。

 →類似資格の求人数は、こちら

乙6の資格メモ

 危険物取扱者:乙種1類に関する、一般的事柄や試験日程・日時、取得に要する費用等を、以下にまとめました。

乙6の一般事項

 乙6は、「国家資格」であり、取得者には一定の評価がある。

 乙6は、必置資格であり、法的需要が、あることにはある。(参考:必置資格とは?

 乙6は、ほとんど知られていない資格である。不用意に履歴書に書いていると、面接官から突っ込まれる可能性がある。説明に四苦八苦したくないなら書かない方がよい。

 乙6は、受験資格がない。誰でも受験できる。が、相応の理由がない限り、受ける必要はない。

乙6の試験日程・日時

 危険物取扱者試験は、都道府県ブロックで実施されるので、全国で統一された試験日等があるわけではない。

 ゆえに、本試験日は、都道府県ごとに異なり…、

 申込日も、都道府県ごとに異なるし…、

 願書の配布先も、都道府県ごとに異なることになる。

 公式を見て、試験日等を間違えないようする。

 ちなみに、願書の配布先で一番手ごろなのは、消防署である。自宅か勤務先の近くの消防署に取りに行けばよい。郵便で請求するのは切手代がもったいない。

 超蛇足だが、官公署的な建物の掲示板に、「危険物取扱者」や「消防設備士」の“試験のお知らせ”が貼られているのなら、当該建物で願書を入手できる可能性が高い。(公示しているので。)

 またも超蛇足だが、危険物取扱者の願書は、例年ほとんど同じ書式で、試験日を書き換えただけの「使いまわし」である。

 配布先の管理がいい加減だと、「去年」の願書がそのまま残っていたり、混じったりしていて、当該古い願書を渡されることもある。“そっくり”なので、一目見ただけでは違いがわからないのである。

 受け取った際は、ちゃんと今年の日付になっているかを確かめておく。古い願書で提出しても弾かれる公算が大。

 なお、本ページの作成時では、「消防試験研究センター」が試験主催ですが、一度は公式を見て、試験情報を確認しておいてください。

乙6のめやす取得費用

 一口で言うと、免状の交付までに「1万円前後」かかる。

 なお、合格だけなら、『7千円弱』である。

 適当かつ曖昧な内訳は、以下。

 テキストは、おおむね1,000円~1,500円前後。

 受験料が、3,400円(本年度価格)。

 免状交付に要する印紙代:2,800円(2014年度価格)。

 交通費や切手代などの雑費が2,000円。

 総計で、10,000円強。

 使用教材の詳細については、「乙1~6類のテキスト・問題集」を参考にしてみてください。

 なお、6類のテキストは、ほとんどが「1~6類までが一緒くたになった合本」となっています。

乙種6類の試験科目および難易度

 乙6の合格率は、おおむね「60%」です。

 乙6の難易度を一口で言うなら、「やや簡単」です。

 もっと言うと、試験の負担は、「ものすごく軽い」となります。

 というのも、大半の受験生は、「試験の一部免除」を受けるからです。

 乙種6類の正式な試験科目は、以下の3科目です。

 ・基礎的な物理学及び基礎的な化学(略して物化)

 ・危険物の性質並びにその火災予防及び消化の方法(略して性消)

 ・危険物に関する法令(略して法令)

 とはいえ、乙6を受験する受験生は、ほとんどが「乙種4類」を取得済みなので、「物化」と「法令」は免除されての受験となります。ですから、乙6の試験科目は、実質1科目の「性消」しかありません。

 乙6の合格率が「60%台」なのも、1科目:10問の出題で、6問正解の6割を取れば合格だからです。

 なお、乙4の合格率が「30~40%台」と、他の乙種と比べて低い理由は、一番最初の受験となる乙4では、試験科目が3科目もあって、それぞれで合格点を満たさなければならないためです。「物化」があるのも、合格率の下がる理由です。

 乙種6類は、試験科目が1科目のため、試験勉強の負担は低いです。試験勉強でそう苦労することはないでしょう。

 なお、乙6の試験の難易度は、得てして「過去問レベル」です。

 まじめにテキストを読み、過去問を解いておけば、まず合格点を確保できます。

 しかし、1点だけ、注意を申し上げておきます。

 乙6の試験勉強は、危険物の数から「ラク」なのですが、本試験となると、危険物の数の少なさが、逆に問題のバリエーションを狭めるためか、解答に困る出題が多いように見受けられます。

 先述しましたが、乙6の試験の難易度は「過去問レベル」であるも、難問奇問珍問な出題に当たると、不合格になる可能性はあります。

 ちなみに、管理人の乙6の受験は、「2類と6類」の併願受験でした。

 「2類」は10割だったのに対して、「6類」は6割と、かなり苦戦しました。

 6類は危険物の数が少ないので、楽ができそうですが、試験では全くそうではないので、絶対に油断をしないでください。

 個人的なことを言うと、6類の試験が一番難しかったです。

乙6の雑記

 何気に、「6類」で落ちている人は多い。勉強していても落ちる可能性があるのが「6類」なのである。

 運が悪いと落ちてしまうけれども、キッチリ勉強していれば、次の試験でまず受かるので、がんばろう!

 さて、以下は、「乙4の雑記」でも述べたことであるが、6類にも関係があるので、転載しておく。

 危険物取扱者試験は、遅刻に、実にうるさい。

 わたしは、乙4から、1~6類まで受験したが、「遅刻をした人の記憶がない」のである。

 電話にて、遅刻の是非を尋ねた方が居られたのだが、当該電話では、「遅刻をしても受けられると思うが、保証はできない」という、何とも腰の定まらない返答であった。

 試験の実施先の対応如何だが、「遅刻をすると受けられない」と考えていた方が無難である。

 また、危険物取扱者試験は、身分証明に、実にうるさい。

 大阪府の事情だが、試験会場の入室にあっては、受験票の顔写真を確認され、トイレ等で退室する際も、受験票の照会がなされた。

 もちろん、携帯やスマホの電源もうるさい。試験中に鳴ると不正扱いで即退室になりかねない厳重さであったので、要注意である。

補足コンテンツ/関連リンク

 勉強方法などは、「乙1~6類の合格体験記」が参考になるかもしれません。

 危険物取扱者のこまごまとしたことは、「危険物取扱者:ブログ記事」を参考ください。

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