37問‐R2-12月の過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 第37問は、「37条書面」の問題です。選択肢は、基礎・基本的なものばかりです。

37問‐37条書面

 

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難易度・優先順位ひとこと

 本問のレベルは「ふつう」です。

 多くの受験生は、「点」にします。落としてはなりません!

 本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。

解説

 対策ページは…、

 「37条(37条書面)の必要的記載事項の考え方」と、

 「37条(37条書面)の任意的記載事項の考え方」です。

 なお、本問には、類似問題があるので、後述する「参考リンク」を活用ください。

選択肢ア

 選択肢アの「既存の建物の構造耐力上主要な部分等の状況について当事者の双方が確認した事項がない場合、確認した事項がない旨を37条書面に記載しなければならない。」ですが、正しい記述です。

 選択肢のは、「必要的記載事項」です。

 「必要的記載事項」は、必ず記載しないといけないので、たとえ、確認した事項がなくても、「ない」旨を記載する必要があります。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢イ

 選択肢イの「代金又は交換差金についての金銭の貸借のあっせんに関する定めがない場合、定めがない旨を37条書面に記載しなければならない。」ですが。誤った記述です。

 選択肢の代金・交換差金ウンヌンは、「任意的記載事項」です。

 定めが「ない」場合は、記載無用です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢ウ

 選択肢ウの「損害賠償額の予定又は違約金に関する定めがない場合、定めがない旨を37条書面に記載しなければならない。」ですが、誤った記述です。

 選択肢の損害賠償額の予定ウンヌンは、「任意的記載事項」です。

 定めが「ない」場合は、記載無用です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢エ

 選択肢エの「宅地又は建物に係る租税その他の公課の負担に関する定めがない場合、定めがない旨を37条書面に記載しなければならない。」ですが、誤った記述です。

 本問も、「任意的記載事項」です。

 定めが「ない」場合は、記載無用です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「1」は「正」です。

 「2」は「誤」です。

 「3」は「誤」です。

 「4」は「誤」です。

 本問は、「正しいものはどれか?」ですので…

 正解:1

 …と相なります。

 >>> 次の問題へ。


参考リンク

 当該年度のぜんぶの問題(1~50)のリンクは、「こちら」です。

 類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「宅建業法「37条(37条書面)」の過去問リスト」を、活用ください。

独学向け教材

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 試験勉強については、「宅地建物取引士(宅建)の独学」を、参考にしてください。

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