第8問は、第8問は、「相続」の問題です。非常にシンプルな出題で、多くの受験生が取るはずです。代襲相続,直系尊属などが問われており、基本問題です。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(記号のみ)」です。
選択肢の個々に「設定」があるので、余白に関係図を書き出して、解答しましょう。
選択肢1の「Aの長男の子B及びC、Aの次男の子Dのみが相続人になる場合の法定相続分は、それぞれ4.000万円である。」ですが、誤った記述です。
「代襲相続」の問題です。
Aからすると、BCDともに、「孫」に当たります。
んで、実質的な相続人は、「長男」と「次男」の2人です。
よって、まずは、「120,000,000/2」で「6000万」が、長男次男それぞれの相続額となります。
後は、個々を、それぞれで分けるだけです。
長男分は、BCの2人がいるので、「6000/2」の「3000万」と「3000万」です。
次男分は、Dの1人だけなので、「6000万」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2の「Aの長男の子B及びC、Aの次男の子Dのみが相続人になる場合の法定相続分は、B及びCがそれぞれ3,000万円、Dが6,000万円である。」ですが、正しい記述です。
先に計算したのを参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「Aの父方の祖父母E及びF、Aの母方の祖母Gのみが相続人になる場合の法定相続分は、それぞれ4.000万円である。」ですが、正しい記述です。
「直系尊属」のみが相続人となるケースです。
本問では、配偶者もいないので、各自均等額となります。
EFGの3人がいるので、「120000000/3」の「4,000万」が相続分となります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「Aの父方の祖父母B及びF、Aの母方の相母Gのみが相続人になる場合の法定相続分は、B及びFがそれぞれ3,000万円、Cが6,000万円である。
先に見たように、4,000万ずつです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「1」は「誤」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
本問は、「正しい組み合わせはどれか?」ですので…
正解:3
…と相なります。
当該年度のぜんぶの問題(1~50)のリンクは、「こちら」です。
また、「民法「相続」の過去問リスト」も、ご活用ください。
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