第24問は、「固定資産税」の問題です。小難しい選択肢もありますが、テキストを精読しておけば、取れる問題です。キッチリ復習はしておいてください。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「ふつう」です。
「1点」が十分に取れる問題です。
こういう問題を取るのが、宅建合格の肝です。
本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。
選択肢1の「固定資産税を既に全納した者が、年度の途中において土地の譲渡を行った場合には、その譲渡後の月数に応じて税額の還付を受けることができる。」ですが、誤った記述です。
固定資産税の納税義務者は、「1月1日の所有者」で、月数に応じた還付はありません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2の「固定資産税の税率は、1.7%を超えることができない。」ですが、誤った記述です。
条例で1.7%を超えて定めることは可能です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、基本的に、固定資産税の税率は、「1.4%」です。
選択肢3の「固定資産税の納期は、4月、7月、12月及び2月中において、当該市町村の条例で定めることとされているが、特別の事情がある場合においては、これと異なる納期を定めることができる。」ですが、正しい記述です。
正しい固定資産の納期で、また、特別な事情があれば、異なる納期も可能です。
テキスト記載事項です。これは、取りたいところです。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「200㎡以下の住宅用地に対して課する固定資産税の課税標準は、課税標準となるべき価格の2分の1の額とする特例措置が講じられている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「2分の1」のところです。
正しくは、「6分の1」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、「200㎡超」だと、「3分の1」となります。
んで、選択肢でいう「課税標準が2分の1」は、「不動産取得税」の「宅地」取得の場合です。
「1」は「誤」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
本問は、「正しいものはどれか?」ですので…
正解:3
…と相なります。
当該年度のぜんぶの問題(1~50)のリンクは、「こちら」です。
類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「宅建「法令上の制限」の「税法」の過去問リスト」を、活用ください。
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