第45問は、「住宅瑕疵担保履行法」を問う問題です。定番の論点です。毎年、住宅品確法と住宅瑕疵担保履行法は、「1問」が問われます。おおむね、テキストを精読していれば解けますし、繰り返し問われる論点が多く、過去問演習をしていれば、取れる問題です。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「ふつう」です。
落とせない問題です。ゼッタイに取りましょう!
本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。
別段、複雑な指示はないので、ふつうに選択肢の1つ1つを解けばいいです。
なお、本問には、類似問題があるので、後述する「参考リンク」を活用ください。
選択肢1の「Aが、住宅販売瑕疵担保保証金を供託する場合、当該住宅の床面積が100㎡以下であるときは、新築住宅の合計戸数の算定に当たって、2戸をもって1戸と数えることになる。」ですが、誤った記述です。
ガチの数字問題です。
「2戸をもって1戸と数える」のは、「床面積が55㎡以下」の場合です。
テキストで確認しておきましょう。よく出ます。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2の「Aは、住宅瑕疵担保責任保険法人と住宅販売瑕疵担保責任保険契約の締結をした場合、Bが住宅の引渡しを受けた時から10年以内に当該住宅を転売したときは、当該住宅暇批担保責任保険法人にその旨を申し出て、当該保険契約の解除をしなければならない。」ですが、誤った記述です。
10年以内に転売したとしても、業者は、契約を解除できないです。
次の持ち主に、前の持ち主の権利義務が継承されるので、担保責任は、続行中です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「Aは、住宅販売暇統担保責任保険契約の締結をした場合、当該住宅を引き渡した時から10年問、当該住宅の構造耐力上主要な部分、雨水の浸入を防止する部分、給水設備又はガス設備の隠れた暇庇によって生じた損害について保険金の支払を受けることができる。」ですが、誤った記述です。
担保責任があるのは、「構造耐力上主要な部分」と、「雨水の浸入を防止する部分」です。
給水設備又はガス設備の隠れた暇庇は、担保責任の対象外です。
こういう、ゆるい「ひっかけ」に対処するには、テキストの精読が一番です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「住宅販売瑕疵担保責任保険契約は、新築住宅を引き渡したAが住宅瑕疵担保貴任保険法人と締結する必要があり、Bが保険料を支払うものではない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
契約を結ぶのは、『業者』であり、『業者』が保険料を支払います。
まあ、保険料は、当然、価格に反映されているわけですが、だからといって、買主のBが支払うものではないです。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「誤」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
本問は、「正しいものはどれか?」ですので…
正解:4
…と相なります。
当該年度のぜんぶの問題(1~50)のリンクは、「こちら」です。
類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「宅建業法「住宅瑕疵担保責任」の過去問リスト」を、活用ください。
宅建の独学向け教材には、「2系統」あります。
はじめて法律を学ぶ方は「宅建(初学者向け)」を、参考にしてください。
んで、法学部卒等で、ある程度の素養のある人は、「宅建(経験者向け)」を、参考にしてください。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
PDF過去問の演習には、「タブレット」が最も勝手がよくて、ストレスも少ないです。
手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。
他のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDF過去問の閲覧も可能で、費用対効果が秀逸です。
受験が終わっても、他の試験で使え、サブ機としても使えます。受験を機に「Fire HD」を検討するのは、損はないです。
試験勉強については、「宅地建物取引士(宅建)の独学」を、参考にしてください。
「宅建」という資格を、より知りたい方は、「資格ガイド Sランク資格:宅地建物取引士」を、一読願います。
ブログに試験勉強に関する記事を投稿しています。興味のある方は、「宅建タグの投稿記事」を、お目汚しください。
★みんなとシェアする