第26問は、宅建業法の「免許」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(数字のみ)」です。
本問は、「正しいものはいくつあるか」の問題です。
特に、複雑な指示はないので、ふつうに解けばいいです。
選択肢アの「Aの所有する商業ビルを賃借しているBが、フロアごとに不特定多数の者に反復継続して転貸する場合、AとBは免許を受ける必要はない。」ですが、正しい記述です。
おなじみ「自ら賃貸」の論点です。
んで、当該「自ら賃貸」ですが、転貸借、使用貸借、サブリース、リースなども含まれます。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢イの「宅地建物取引業者Cが、Dを代理して、Dの所有するマンション(30戸)を不特定多数の者に反復継続して分譲する場合、Dは免許を受ける必要はない。」ですが、誤った記述です。
要は、Dが「本人」なわけで、Dが分譲していることに変わりはありません。
よって、免許が要ります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢ウの「Eが転売目的で反復継続して宅地を購入する場合でも、売主が国その他宅地建物取引業法の適用がない者に限られているときは、Eは免許を受ける必要はない。」ですが、誤った記述です。
売主が特定されていても、買主が不特定多数なのですから、当然、免許が要ります。
テキストをよく読んで、出題者のハッタリにひっかからないようにしましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢エの「Fが借金の返済に充てるため、自己所有の宅地を10区画に区画割りして、不特定多数の者に反復経続して売却する場合、Fは免許を受ける必要はない。」ですが、誤った記述です。
免許が要るか要らないかは、その理由に関係がありません。
選択肢の場合、不特定多数の者に、反復継続して売っているので、免許が要ります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「ア」は「正」です。
「イ」は「誤」です。
「ウ」は「誤」です。
「エ」は「誤」です。
本問は、「正しいものはいくつあるか?」ですので…
正解:1
…と相なります。
当該年度のぜんぶの問題(1~50)のリンクは、「こちら」です。
当該年度の「宅建業法」だけ、問題演習をしたい人は、「H26 宅建業法一覧リスト」を、ご利用ください。
類似問題あります。テーマ別の問題演習は、「宅建業法「免許」の過去問リスト」を、活用ください。
宅建の独学向け教材には、「2系統」あります。
はじめて法律を学ぶ方は「宅建(初学者向け)」を、参考にしてください。
んで、法学部卒等で、ある程度の素養のある人は、「宅建(経験者向け)」を、参考にしてください。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
PDF過去問の演習には、「タブレット」が最も勝手がよくて、ストレスも少ないです。
手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。
他のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDF過去問の閲覧も可能で、費用対効果が秀逸です。
受験が終わっても、他の試験で使え、サブ機としても使えます。受験を機に「Fire HD」を検討するのは、損はないです。
試験勉強については、「宅地建物取引士(宅建)の独学」を、参考にしてください。
「宅建」という資格を、より知りたい方は、「資格ガイド Sランク資格:宅地建物取引士」を、一読願います。
ブログに試験勉強に関する記事を投稿しています。興味のある方は、「宅建タグの投稿記事」を、お目汚しください。
★みんなとシェアする