グアイフェネシンは、「精神神経に作用する薬」の「風邪薬」の「去痰成分」として配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「痰の切れを良くする成分(去痰成分)」
「かぜ薬に配合される主な去痰成分に、グアイフェネシン、グアヤコールスルホン酸カリウム、ブロムヘキシン塩酸塩、エチルシステイン塩酸塩等がある。」
…と、相なります。
当該成分ですが、「Ⅱ-1(咳止め・痰を出しやすくする薬)」への準用規定があります。
「鎮咳去痰薬:グアイフェネシン」の方も、一読願います。
ご存じのように、「グアイフェネシン」は、「風邪薬」の「去痰成分」として登場します。
市販薬には、「パブロンゴールドA<錠> 210錠」や「コルゲンコーワIB錠TX 45錠」などがあります。
当該成分は、「かぜ薬」でしばしば出題されるので、優先して押えておきましょう。
「関西広域連合 R2 第21問」や「東京都 H30 第61問」のような出題例があります。
優先順位は、「高い」です。
グアイフェネシンは…、
① 痰の切れを良くする成分(去痰成分)として、グアイフェネシン、グアヤコールスルホン酸カリウム、ブロムヘキシン塩酸塩、エチルシステイン塩酸塩がある。
② グアイフェネシン‐痰の切れを良くする成分
…といった感じで出題されます。
テキストの基本事項を押さえておけば、おおむね解ける問題ばかりです。
先の○×問題の解説です。
①の「痰の切れを良くする成分(去痰成分)として、グアイフェネシン、グアヤコールスルホン酸カリウム、ブロムヘキシン塩酸塩、エチルシステイン塩酸塩がある」ですが、正しい記述です。
選択肢の成分は、すべて「去痰成分」です。
「かぜ薬」の「去痰成分」は、そう凝った出題はないので、基本の「成分名‐名称」を押さえておけば十分です。
よって、①は、「○」となります。
②の「グアイフェネシン‐痰の切れを良くする成分」ですが、正しい記述です。
グアイフェネシンは、「去痰成分」なので、「痰の切れを良くする成分」で正しいです。
よって、②は、「○」となります。
グアイフェネシンの「風邪薬」でのポイントを、おさらいのためにまとめておきます。
当該グアイフェネシンですが、去痰成分の筆頭であるためか、配偶者のようにガサツな出題者は、(とりあえず、こいつを使っとくか)といった感じで問題に使用する“きらい”があります。
「グアイフェネシン・・・去痰成分」は、頭に入れておきましょう。
なお、先述したように、「去痰成分」は、かぜ薬では、凝った出題があまりないです。
対して、「鎮咳去痰薬」の方では、かなり突っ込んだ出題があります。
「ブログ:登録販売者の「去痰成分」の憶え方(語呂合わせ)と整理」などを参考にして、憶えていってください。
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「パブロンゴールドA<錠> 210錠」や「コルゲンコーワIB錠TX 45錠」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
「風邪薬」の他の「去痰成分」へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする